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犬の病気 膝蓋骨脱臼

●膝蓋骨脱臼●

膝蓋骨脱臼とは?

膝蓋骨脱臼とは膝蓋骨(膝のお皿)が外れること!

ワンちゃんの整形外科の症例としては、かなり頻度が多いともいわれるのが、「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」です。脱臼というのは、骨の位置が正常な場所からズレてしまうことをいいます。この脱臼が膝蓋骨(しつがいこつ)という骨におこるのが、膝蓋骨脱臼というものです。膝蓋骨は、私たち人間にもあります。いわゆる「膝のお皿」といわれているのが、膝蓋骨という骨にあたります。

膝蓋骨は、太ももとスネの間、専門的には大腿(だいたい)と下腿(かたい)の間にあります。膝蓋骨のうえを筋肉が走行していて、膝蓋骨があるおかげで、膝を効率よくうごかすことができるのです。膝蓋骨脱臼では、この膝蓋骨が、通常あるべき場所からずれてしまう状態です。そのズレ方の程度はさまざまで、完全にズレた状態を脱臼といい、不完全にズレた状態を亜脱臼(あだっきゅう)とよんでいます。




 

ワンちゃんによって発症頻度が違う

膝蓋骨脱臼の多くは、「先天的(せんてんてき)」なものといわれています。先天的というのは、遺伝などの影響によって、生まれつきそうなりやすいことです。膝蓋骨脱臼をおこすワンちゃんの多くは、こうした症状が両足におこりますが、片方だけの場合もあります。遺伝などの関わりが考えられていることからもわかりますが、この病気には、おこりやすいといわれるワンちゃんの種類があります。犬種は以下のとおりです。

  • ヨークシャ・テリア
  • トイプードル
  • チワワ
  • ポメラニアン
  • ミニチュア・プードル
  • パピヨン
  • ベキニーズ

といった小型犬、

  • チャウチャウ
  • ラブラドール・レトリバー
  • フラットコーテッド・レトリーバー
  • バーニーズ・マウンテン・ドッグ
  • ロトワイラー
  • ブルドッグ
  • シベリアン・ハスキー
  • 秋田犬

などの大型犬にもみられます。一般にはメスのワンちゃんに多く発症し、頻度はオスの1.5〜とされます。

 

 

 

膝蓋骨脱臼の症状

症状はグレードでわけられる

膝蓋骨脱臼の症状は、グレードでわけられます。グレードというのは、いってみれば「ズレ方の程度」です。重症度といってもいいでしょう。膝蓋骨脱臼のグレードは、グレードI〜グレードIVの4つの段階にわけられています。グレードと症状については、以下のようになります。

膝蓋骨脱臼のグレード

グレードI

膝蓋骨を手で押すと脱臼がみられるけれど、圧迫するのをやめれば自力で正常な位置に戻る程度です。自然と正常な状態に戻るため、無症状で気づかない場合も少なくありません。

グレードII

膝関節を曲げたときに自然に脱臼してしまう状態です。この状態では、歩いているときに自然に脱臼したり戻ったりをくり返しています。脱臼した足を浮かせて歩く場合もありますが、日常生活にそれほど大きな支障はありません。しかし特に治療せず放置すると、骨が変形したり、靭帯が伸びるなどして進行する可能性があります。

グレードIII

脱臼した膝蓋骨が、自然には正常な位置に戻らない状態です。整復といって手を加えれば戻すことができますが、すぐに脱臼してしまいます。骨の変形や歩き方の異常が目立つようになります。

グレードIV

膝蓋骨が常に脱臼した状態で、しかも手で押し戻すことができません(整復ができない)。ひざを曲げたままの状態で歩くなどの歩行の異常が目立ちます。ひどい場合は、足をほとんど使うことができない場合もあります。


 

 

膝蓋骨脱臼の検査

獣医による診察(触診)

膝蓋骨脱臼の場合は、「触診(しょくしん)」といって獣医が直接患部を触り、骨の状態などを確かめることで診断ができます。ただ、人間の感覚だけによる診断だけに頼るわけにはいかず、またほかの病気が隠れている可能性もあるので、そのために画像検査をすることがあります。

画像検査

画像検査で一般的なものはレントゲンです。画像検査は、獣医の診察の補助手段として重要な役割を果たしてくれます。骨の変形の程度、あるいは骨・関節の炎症の程度など、獣医の手による触診だけでは得られない情報を得ることができます。

 

 

 

 

膝蓋骨脱臼の治療

薬による治療

膝蓋骨脱臼の影響によって、関節の炎症やつよい痛みがみられるようであれば、薬を処方します。消炎剤や鎮痛剤などを使い、ある程度うごかすことができるようサポートするのが目的です。程度が軽いようであれば、薬により経過をみることもできます。

手術

膝蓋骨脱臼の治療は、原則として外科的な手術がよいといわれています。脱臼の程度により、手術をおこなうかどうかが検討されます。ただ、基本的にはグレードによらず早期の手術がすすめられる場合もあります。早期の手術が必要といわれるのは、成長にしたがってワンちゃんの体重も増える傾向があること、そして加齢などによって手術できる体力が失われることもあるからです。

 

 

 

膝蓋骨脱臼を予防する方法

むやみに膝の負担を重くしない

膝蓋骨脱臼の予防は、なかなか難しい点もありますが、膝にかかる負担を軽くしてあげるというのは、取り組んでいただきたいものとなります。

例えば、

  • 激しく階段の上り下りをしないようにする
  • 床はカーペットを敷くことで、衝撃を吸収できるようにする
  • 必要以上に体重を増やさない

といった配慮が必要です。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

できることならば、手術は避けたいものです。しかし、膝蓋骨脱臼の場合には手術せざるを得ないケースも少なくありません。ご自宅では、まずは膝への負担を軽くすることを心がけること、そしてかかりつけの獣医をもち、定期的に検診を受けておくことが大切です。ごく軽い症状であれば、獣医とオーナー様で経過をみながら対応もできます。しかし、いざ手術となった場合は、できるかぎり早期に取り組む方が、予後が良くなる可能性が高くなります。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*桑原正人他;犬の膝蓋骨脱臼に関する研究 : 大腿骨骨端シルエットの解析について, 日本獸醫學雜誌 42(1), p73~81, 1980

*永岡勝好他:犬の先天性膝蓋骨脱臼の新しい手術法, The journal of veterinary medical science 57(1), p105~109, 1995

*海老沢緑他:犬の膝蓋骨脱臼(PL)の疫学およびCT画像による骨変形の評価, 獣医麻酔外科学雑誌 = Japanese journal of veterinary anesthesia & surgery 37, 211, 2006

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