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犬の病気 耳血腫

●耳血腫●

耳血腫とは?

耳血腫とは耳が内出血をおこすもの!

耳血腫(じけっしゅ)という病気は、ワンちゃんにあっては比較的よくみられる病気のひとつということができます。ネコちゃんにもみられることがありますが、一般にワンちゃんの方が多いという印象をもたれています。この耳血腫は私たち人間にはそれほど馴染みがあるものではないかもしれません。簡単にいえば、「耳」に血が貯まってしまう、つまり内出血をおこしてしまい、ぷくっと腫れてしまう状態です。この腫れをおこす原因はさまざまですが、何らかの原因によって、耳に血がたまり膨れあがることでおこります。

耳は、外からみえている部分、いわゆる耳介(じかい)とよばれる部分と、耳のなか(内耳や中耳)からなります。耳血腫がおこるのは、おもに耳介(じかい)といわれている部分です。この耳介は、皮膚と軟骨から成り立っています。そして、そのなかにはたくさんの毛細血管が網の目のように走っています。ただ毛細血管は、とても小さな血管でちょっとした衝撃でも出血をおこすことがあるのです。通常は、体内で止血や吸収というはたらきがあるので血液がたまることはありません。ですが、ときに皮膚や軟骨の間にたくさんの血液がたまり、その結果として外見的に目立つほどに腫れてしまうことがあります。これが耳血腫です。

 

耳血腫の原因は?

耳血腫がおこる原因には、以下のようなものがあります。

■衝撃

耳をぶつけたり、あるいは何かが耳にぶつかったりすると皮膚の下で出血がおこります。それが耳血腫につながることがあります。

■病原菌

耳にある傷口から病原菌が侵入し、そこで炎症をおこして耳血腫になることがあります。炎症がおこると、からだの反応のひとつとして炎症部分の血流が増えるからです。傷口ができるきっかけは、ほかのワンちゃんと噛み合ったり、じゃれ合ったり、自分で耳をひっかいたりしたり、あるいは散歩中に植物で傷つけるといったことが考えられます。

■血液の病気

病気のなかには、血液の病気もあります。耳血腫と関係がある血液の病気に、「血小板減少症(けっしょうばんげんしょうしょう)」というものがあります。血小板というのは、出血をおこしたときに止血をおこなう血液の成分です。この血小板が極端に少ない病気になるワンちゃんがいます。血小板が少ないと、出血が止まりにくくなってしまいます。これが耳血腫につながる場合もあります。

 

 

 

耳血腫の症状

耳の腫れ

耳血腫の症状でもっとも目立つのは、耳の腫れです。血液のたまり具合によっては、ぷくっと腫れ上がり、まるで餃子のようにパンパンに腫れてしまうこともあります。

片方の耳だけが垂れる

耳が大きく垂れたワンちゃん、たとえばゴールデンレトリーバーやビーグルといったワンちゃんで目立ってみられるのが「片方の耳だけが垂れた」状態です。血液が溜まっている側の耳は横に立ったようになり、健康な側の耳だけが通常のとおりに垂れたまま。これは耳血腫でよくみられる症状です。

そのほか痛みや不快感から、耳をかいたり、頭をふったり、傷口などがあれば出血がみられることもあります。

放置はしない
耳血腫は、程度がごく軽いものであれば自然治癒することもあります。しかし、腫れた状態を長く放置していると、耳の軟骨が変形したり、耳のかたちそのものが変形してしまう場合もあります。処置が必要かどうかは、動物病院で判断してもらうようにしましょう。

 

 

 

 

耳血腫の検査

血液検査

耳血腫では、一般の血液検査をおこないます。血液の状態やほかの病気の可能性なども合わせてみることができます。耳血腫の場合は、獣医がみればある程度の判断はできますが、その原因を知るためには、やはり血液検査などをおこなうのがより確実です。さらに必要があれば、細菌の検査、尿の検査などを合わせておこなう場合もあります。

 

 

 

 

耳血腫の治療方法

血抜きは、有効だけど再発もある

耳血腫の場合、基本的の処置としては注射針を患部に刺して、たまった血を抜いてあげるという作業が必要になります。よく膝に水が貯まった場合に、それを注射針に抜いてあげるような処置が人間でもおこなわれます。それと同じように、貯留した血を抜いてあげると、不快感が軽くなります。ですが、この処置はすぐに血が貯まり、何度か処置をしなければいけないということもあります。

薬による治療

耳血腫の原因と考えられる傷口などがあれば、そこから二次感染をおこすことがあります。それを防ぐために、抗生物質という細菌をやっつける薬を処方することがあります。

外科的な手術

お薬や血抜きなどの処置でも経過が良くならない場合は、外科的にその部分を手術するケースもあります。破壊された組織や傷ついた組織が、治るのを妨げる場合があるので、そういった組織を取り除き、なかを直接きれいに清掃するのが目的です。

 

 

 

 

耳血腫を予防する方法

衛生環境に注意する

耳血腫を予防する確実な方法というものはありませんが、耳の感染や耳の炎症などがあれば、早めに治療することは心がけたいものです。耳血腫は、それが単独でおこるというよりも、バイ菌や傷口などの何かしらのきっかけでおこることが多いからです。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

定期的な健康診断で早めの発見を心がけましょう

耳血腫は、早期に治療できれば大きな病気に発展する危険性は高くありません。ですが、いつどこでおこるかわからないものです。耳が大きなワンちゃんは気づきやすいのですが、小ぶりな耳のワンちゃんであったりすると、オーナー様の発見も遅れがちになります。その点、定期検診などを受けたり、定期的にトリミングをしていると早期発見につながることも多いのです。まずは、定期的な健康診断から取り組むようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*桑原次郎;犬猫における耳血腫:自己免疫からの解析, 麻布大学雑誌 = Journal of Azabu University 23, 72, 2012

*三川和博他:犬49頭に生じた耳血腫59例の発生傾向と病因に関する検討, 獣医麻酔外科学雑誌 = Japanese journal of veterinary anesthesia & surgery 36(4), p87~91, 2005

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