東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護

落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院 東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護
落合動物病院
落合動物病院

診療時間 9:00 ~ 12:00・16:00 ~ 19:00

休診日 日曜・祭日 アクセス 駐車場
各種ペット保険取扱 各種クレジットカード取扱

落合動物病院
急患は随時受付けております まずはお電話を
落合動物病院 狂犬病予防接種・定期健診について

犬の病気 中耳炎

●中耳炎●

中耳炎とは?

中耳炎とは耳の奥が炎症をおこす病気のこと!
「中耳炎(ちゅうじえん)」という病気は、私たち人間にとっても馴染みのあるものではないかと思います。「耳の炎症」、「すごく痛い病気」など、あるいは中耳炎になったことがあるという人も少なくないかもしれません。そんな中耳炎ですが、ワンちゃんにもおこることがあります。これは、耳の奥にある「中耳」という場所が炎症した状態です。まずは、耳のつくりについてみてみましょう。

耳の穴から奥へとたどっていくと、鼓膜(こまく)という膜があります。外から伝わってきた音がここで受け取られます。そして鼓膜の内側(鼻側)には小さな骨がついていて、外からきた音が鼓膜にぶつかると、ここで音が何倍にも増幅されて、神経を伝って脳に伝わり音として感じることができます。また中耳という場所は、喉にもつながっていて、ここで気圧などを調節しています。この付近のことを、解剖学的に「中耳」とよんでいるのです。中耳炎は、この中耳に何らかの原因で炎症がおこってしまうものということになります。

 

中耳炎の原因は?

中耳炎をおこす原因はいろいろですが、代表的なものとして下記のようなものがあります。

■外耳炎

耳の外側(耳の穴の入り口)から鼓膜までのトンネルを「外耳(がいじ)」といいます。この外耳にも外耳炎という炎症がおこることがあります。アレルギーや感染などが主な原因です。この外耳炎が進行して、さらに奥まで炎症が進むと、中耳にも炎症が広がり、中耳炎をおこすことがあります。

■感染

中耳は、喉や耳の穴を通じて外の世界とつながっているので、ここから細菌などが侵入して、中耳炎をおこすことがあります。

■中耳自体の病気

中耳自体に腫瘍(腫れもの)ができることがあります。こういった、からだの異変がおこると、そこが腫れたり、腫れものが破れてなかの炎症物質が広がり、中耳炎を引きおこすことがあります。

中耳炎をおこしやすいワンちゃんがいる
中耳炎に限定されるわけではありませんが、ワンちゃんの種類によっては、耳のトラブルが多いといわれる犬種があります。そんなワンちゃんの種類を参考までに以下に記載しておきます。

■トイプードル

■ゴールデン・レトリーバー

■ラブラドール・レトリーバー

■ミニチュアダックス

■パグ

■シーズー

■アメリカン・コッカー・スパニエル

 

 

 

 

中耳炎の症状

耳をしきりにさわる、頭を振る

中耳炎になると、耳の痛みや耳のなかに違和感がでます。そのため、耳をしきりに触るような仕草、あるいは頭をつよく振るような仕草を頻繁にくり返すようになります。また、外耳炎をともなっている場合には、かゆみがあるので、耳をかく仕草もよくみられます。

目や口のマヒ、神経症状

中耳には顔の神経や自律神経という神経なども近くにあります。そのため、中耳炎の影響によって、こういった神経が影響を受けることがあります。耳や唇がマヒしたり、目にも「ホルネル症候群」とよばれるような特徴的な所見がみられるケースもあります。ホルネル症候群というのは、目の黒目の中心部分である瞳孔(どうこう)が小さくなったり、眼球が陥没したり、まぶたが垂れ下がるといった症状が合わせてみられる状態です。神経がダメージを受けているためにみられる症状といえます。ただホルネル症候群は神経症状をあらわすひとつの兆候のようなもの。その原因はさまざまなので、ホルネル症候群=中耳炎というわけではありません。

 

 

 

 

中耳炎の検査

耳鏡検査

耳の病気の検査では代表的なものです。耳鏡(じきょう)とよばれる、筒状の検査器具を耳に挿入し、それを利用して耳のなかを観察するものです。耳の皮膚の状態、傷や体液が出ていないかなどをチェックします。

画像検査

中耳炎になると、症状が耳のかなり深いところにでるため、場合によっては、レントゲン、CTなどの画像診断をおこなう場合もあります。レントゲンは、どこの動物病院にもありますが、CTあるいは、さらに高度な画像検査であるMRIなどともなれば、大病院や大学病院での検査となります。

 

 

 

 

中耳炎の治療方法

飲み薬、点耳薬などの薬による治療

中耳炎の治療の中心は、薬を使った内科的な治療です。多くの場合、この薬による治療が第一選択となるでしょう。抗菌薬、あるいは抗生物質といわれる薬を症状や状態にあわせて処方します。

手術の場合もある

中耳炎の状態によっては、手術となることもあります。状態が重く、さらに慢性的になっている場合などには外科的に鼓膜を切り、なかを洗浄するような方法があります。しかし、ワンちゃんにとって手術は負担をともなうので、できるかぎり薬などを使って治療することが一般的です。

治療費は状態によって変わる

ワンちゃんの中耳炎の治療は場合によって、少し長引くこともあります。そのため、治療費を心配されるオーナー様も少なくありません。ただ治療費については、ワンちゃんの状態によって差があるので、費用は一概にいうことができません。治療費の差は、処方される薬自体の価格が安い・高いというよりも、治療する期間が異なってくるというのが大きな理由です。数千円程度で治療が終了することもあれば、1万円あるいは数万円という治療費が必要になることもあります。担当の獣医に聞いてみましょう。

 

 

 

 

中耳炎を予防する方法

耳のまわりを清潔にすることからはじめる

中耳炎の予防として、まずは外耳炎をおこさないように気をつけましょう。外耳炎は不衛生な耳の状態からおこることがあります。ですので、まずは耳のまわりなどを清潔にすることが大切です。日頃からワンちゃんの耳の状態を確認してあげる、耳垢がたまっていないか、耳に異物や吹き出物などがないか、耳から異臭などが出ていないか、など普段からワンちゃんの耳の状態をみてあげるようにしましょう。

また、耳のケアもひとつの方法です。ただし、耳の粘膜はデリケートで、綿棒などでつよくこすりすぎると、かえって状態がひどくなることもあるので、一般には専用のクリーナーと清潔なガーゼやティッシュなどで、みえる範囲を優しく拭いてあげる程度でも構いません。担当の獣医に聞けば、必要なケアの方法を教えてくれます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

市販薬などを使うまえに、まずは獣医に相談を

耳の状態の様子が変だからといって、市販薬などをすぐに検討してしまうオーナー様もおられますが、まずは獣医に相談するようにしましょう。中耳炎の原因は感染、不衛生さ、喉や鼻の病気といったものが関係していることもあります。原因を把握しないと適切な処置ができません。まずは、お近くまたは、かかりつけの動物病院でみてもらうようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*川崎安亮他:聴性脳幹誘発電位による聴力推定で中耳炎と内耳炎が診断された咀嚼筋萎縮を併発した犬の1例, Journal of the Japan Veterinary Medical Association 61(2), p145-149, 2008

*長谷川剛拡: 耳道内視鏡下での鼓膜穿刺により中耳炎と診断された犬の1例, 獣医臨床皮膚科 17(4), p247-249, 2011

*長谷川剛拡: キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの原発性滲出性中耳炎の1例, 獣医臨床皮膚科 20(2), p91-95, 2014

急患は随時受け付けております 落合動物病院
落合動物病院付属ペットホテル 詳しくはこちらをクリック 落合動物病院在宅サービス 詳しくはこちらをクリック 動物ナビ
落合動物病院ブログ

落合動物病院 〒182-0021東京都調布市調布ヶ丘 2-3-13 ●042-487-0031
●診療時間9:00 ~ 12:00 ・16:00 ~ 19:00 ●休診日 日曜・祭日 ●
アクセス 駐車場

Copyright (c) Ochiai animal hospital All Rights Reserved.