東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護

落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院 東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護
落合動物病院
落合動物病院

診療時間 9:00 ~ 12:00・16:00 ~ 19:00

休診日 日曜・祭日 アクセス 駐車場
各種ペット保険取扱 各種クレジットカード取扱

落合動物病院
急患は随時受付けております まずはお電話を
落合動物病院 狂犬病予防接種・定期健診について

犬の病気 緑内障

●緑内障●

緑内障とは?

緑内障とは眼圧で神経や網膜が傷つく病気のこと!

黒目の部分が白く濁ってしまう白内障(はくないしょう)と並んで、ワンちゃんの目の病気として緑内障の頻度は高いといわれています。白内障はどんな病気か知っている人もいるかと思いますが、緑内障となるとどうでしょうか。病気の名前から「目が緑色になってしまう」と思われる人もときどきおられます。緑内障は目の圧が高くなることで、目の神経、あるいは網膜といわれる部分を傷つけてしまう病気です。放置はかなり危険で、失明のリスクがあります。ワンちゃんの目の病気として、比較的メジャーな緑内障という病気について詳しくみていきましょう。

 

眼圧が上がるメカニズム

緑内障は眼圧(目の内圧)が高くなる病気ですが、眼圧が高くなれば緑内障というわけではなく、網膜や視神経が影響を受け、視野が狭くなってしまうことが問題になります。通常、目の表面では房水(ぼうすい)とよばれる液体がつくられて、それが目を潤すはたらきをしています。この房水とよばれる液体は、つくられては吸収されて一定の量が循環するしくみになっています。ですが、この房水が何らかのきっかけで吸収されなくなることがあります。行き場を失った房水は眼球のなかに溜まってしまい、まるで水風船をふくらませるように、眼球を内側から押すような力が加わってしまうのです。このため眼圧が上昇するというわけです。

緑内障の原因は?

緑内障では、房水という水分の通り道が目詰まりをおこし、循環がうまくできない状態です。その状態がなぜおこるのでしょうか。ひとつには、病気がきっかけになるものがあります。目の粘膜の炎症、眼球内の腫瘍(腫れもの)、ケガなどによる出血もそうです。こういった病気や外傷などが房水の循環をわるくする、つまり緑内障につながってしまうというわけです。また遺伝的に緑内障にかかりやすい犬種というのも知られています。遺伝も緑内障という病気の原因を考えるうえで、重要なものといえます。

緑内障をおこしやすいワンちゃん

緑内障をおこしやすいといわれるワンちゃんには、以下のような犬種があります。

  • ノルウェジャン・エルクハウンド
  • シベリアンハスキー
  • アラスカン・マラミュート
  • 秋田犬
  • サモエド
  • チャウチャウ
  • シャーペイ
  • トイプードル
  • マルチーズ
  • シーズー
  • ボストンテリア
  • ケアーンテリア
  • ウェストハイランド・ホワイトテリア
  • マンチェスターテリア


こういったワンちゃんでは、房水の循環がわるくなる可能性があるといわれています。そのため、緑内障をおこしやすいと報告されています。

 

 

 

 

緑内障の症状
目が出っ張る、充血する

緑内障になると、眼圧の上昇などによって目が大きくなって出っ張ってきたり、充血したり、目をしょぼしょぼさせる(まばたきが多い)といった症状がみられます。涙が多くなり、よく涙を流すようになるというワンちゃんもいます。

痛み、触られるのを嫌がる

ワンちゃんの場合、痛みを訴えることができないので、仕草や様子から状態を観察してあげなければいけません。人間の場合、緑内障になると痛みをともなうことがありますが、ワンちゃんでもこのような様子をみることができます。顔に触れられること嫌がったり、元気が無くなったり、頭を左右に振ったり、あるいは散歩を嫌がるということもあります。

失明することもある

緑内障が進行すれば、神経や眼球の後ろにある網膜といわれる場所が傷つけられて、視野がわるくなってきます。散歩中やうごいているとぶつかったり、歩き方がぎこちないこともあります。放置すれば目の神経(視神経)がダメージを受けてしまい、失明することもあります。緑内障でもっとも怖いのが失明です。

 

 

 

 

緑内障の検査

症状を獣医が観察する

緑内障の検査では、まず獣医が症状を確認します。眼球の様子あるいはワンちゃんの様子から、目の異変を観察していきます。オーナー様から普段の様子を伺うことも必要です。散歩中の異変などは、普段から一緒に過ごしているオーナー様の情報が欠かせません。

 

眼科的な検査

緑内障かどうかを調べるためには、眼科専用の検査が必要になります。超音波を使って目の状態を確認したり、眼球の圧を測定したりといった目専用の検査を行っていきます。獣医学上の基準では、眼圧を計測して25mmHGから30mmHg以上であることが緑内障の診断の基準のひとつとなっています。

 

 

 

 

緑内障の治療

 

目薬などの薬を使った治療

緑内障の治療では、まずワンちゃんの基礎に緑内障をおこすような病気がないということが前提となります。緑内障以外の病気がある場合は、そちらの治療が優先されることもあります。そうでなく、症状が急速に進行しているタイプではないならば、水分の排出を促す薬、房水の産生を抑えるお薬などを使用して治療していくことが多いです。

外科的な手術

薬によって効果が得られないときには手術も検討されます。房水の詰まりを手術で強制的に促したり、房水を産生している場所を手術して房水自体の量を調整する処置などがおこなわれます。また、緑内障によって完全に視覚が失われ、さらに痛みがつよい場合などは、眼球を摘出してしまう手術をせざるを得ないというケースもあります。

 

 

 

 

緑内障を予防する方法

栄養バランスのとれた食事&適度な運動

緑内障は、目の水分の流れがわるくなることが原因のひとつです。からだに水分が溜まるような偏った食事にならないように栄養バランスのとれた食事を心がけます。また適度にお散歩することも緑内障予防に良いといわれています。運動には、血行と体液の流れを良くする効果があるからです。

定期検診を忘れずに

緑内障には、もともと糖尿病などの病気をもっているワンちゃんも少なくありません。病気によっておこる緑内障は、基礎となる病気をしっかり治療しておくことが大切です。まずは、定期的に健康診断を受けるなどして、緑内障の予防に役立てましょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

完治は難しいため、最大限予防に取り組みましょう
緑内障は一度かかってしまうと、完治させることが難しい病気です。そのため、できることなら緑内障をおこさない、あるいはおこったとしても初期のうちに早めに治療することが大切です。早期発見と早期治療のカギとなるのは、やはり定期検診となります。ワンちゃんの大切な「ひとみ」を守るためにも、定期検診を忘れずに受けることをおすすめします。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*犬と猫の内分泌疾患ハンドブック:東京大学(http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vcpb/endo-dx.pdf 2016年12月1日閲覧)

*伊藤良樹他:犬緑内障症例における動物診療施設への来院までの日数と視覚維持の検討, 日本獣医師会雑誌 63(4), p281-285, 2010

*Lin Chung-Tien et all:末期緑内障犬に対する眼球内容摘出術および義眼埋め込み術の手術成績ならびに眼科合併症(外科学), The journal of veterinary medical science 69(8), p847-850, 2007

 

急患は随時受け付けております 落合動物病院
落合動物病院付属ペットホテル 詳しくはこちらをクリック 落合動物病院在宅サービス 詳しくはこちらをクリック 動物ナビ
落合動物病院ブログ

落合動物病院 〒182-0021東京都調布市調布ヶ丘 2-3-13 ●042-487-0031
●診療時間9:00 ~ 12:00 ・16:00 ~ 19:00 ●休診日 日曜・祭日 ●
アクセス 駐車場

Copyright (c) Ochiai animal hospital All Rights Reserved.