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犬の病気 白血病

●白血病●

白血病とは?

白血病とは血液におこるガンのこと!

白血病は、私たち人間の病気としてもよく知られています。そのため白血病がどんな病気なのか、ある程度ご存知だという人も多いのではないでしょうか。白血病はワンちゃんにもおこりえる病気で、病態は人間の場合と似ています。いわゆる「血液のガン」です。ガンと聞くと不治の病、命が危ういというイメージと連想されがちです。もちろん白血病も危険な病気であることは確かです。しかしガンとはいえど、早期発見により治療ができる病気でもあります。今回はワンちゃんの白血病についてみていきます。

 

白血病になる原因とは

白血病は血液のガンです。癌細胞といわれる異常な血液の細胞がどんどん増えていき、逆に正常な血液の細胞が少なくなってしまいます。どうしてこんなことがおこってしまうのか、残念ながらその原因はわかっていません。血液の細胞には大きく3つあります。

  • 赤血球(せっけっきゅう):酸素などを細胞に運ぶもの
  • 白血球(はっけっきゅう):免疫に関わるもの
  • 血小板(けっしょうばん):止血や傷の回復などに関わるもの

これらはもともとひとつの細胞からわかれていきます。この3つの細胞のもとになる大元の細胞がいます。この大元の細胞からわかれていく途中で血液細胞がガン化してしまうのが白血病です。そのため、正常な赤血球、白血球、血小板といった血液細胞が減り、さまざまな症状をおこすのです。

 

白血病には大きく急性と慢性の2つがある

白血病という病気には2つの種類に大きくわけることができます。ひとつは急性白血病、もうひとつは慢性白血病です。大元の細胞からわかれて成長してく3つの細胞ですが、大元の細胞に近い状態でガン化したものを「急性」とよび、成長が進んでガン化したものを「慢性」とよんでいます。急性と慢性で白血病の症状が変わってきます。急性の場合は、早急に治療にかからないと、数週間で命を落とすこともあります。慢性の場合は、無症状であることも多く、急性ほどの治療さえできれば良好な経過をとることも少なくありません。

 

 

 

 

白血病の症状

急性白血病の症状

緊急性が高いといわれる急性白血病ですが、急性の白血病だけにみられる特徴的な症状というものはありません。あえていうなら、白血病では正常な血液の細胞が減ってしまうため、さまざまな症状がみられるということです。

  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 発熱(長引く場合もあれば、出たり消えたりをくり返す場合もある)
  • 体重が落ちてくる
  • 歩くときに休み休み歩く(散歩を嫌がる仕草をする)
  • ふらつきがある

そのほかにも鼻血や歯茎の出血、リンパ節の腫れ、関節痛、内臓が腫れるといった症状がみられることもあります。

慢性白血病の症状

慢性の白血病は急性白血病に比べると症状が乏しく、白血病になったワンちゃんのおよそ半分は症状がないともいわれています。急性白血病と同じように特徴的な症状というものがありません。

  • 元気がない
  • 食欲が低下する、食べても吐いてしまう
  • リンパ節が腫れる(急性の場合よりも腫れが軽い)
  • 内臓が腫れる
  • 熱が出る

といった症状です。一般に症状が穏やかですが、まれに急性症状に変化してしまうことがあり、その場合は重要化してしまうことも少なくありません。

 

 

 

 

白血病の検査

まずは血液検査

白血病の症状をみるには、検査が必要です。獣医による視診や触診も行いますが、白血病を症状や外見から判断することは難しいです。まずは血液検査がおこなわれるのが一般的です。血液のなかの細胞の値をみることで血液の異常を確認します。ワンちゃんのからだに異変があれば、血液が異常な値を示すことが多いです。しかしこれだけでは白血病だと診断することは難しいです。

 

骨髄の検査

血液の細胞の成長の場としても利用されるのが、骨のなかにある骨髄(こつずい)といわれる部分です。白血病のより確実な診断方法として骨髄を検査することが必要になります。骨髄の一部を吸引して、それを精密に検査していきます。

 

内臓の細胞を検査する細胞診
血液検査、骨髄検査と合わせて肝臓や脾臓の細胞を吸引してその細胞を確認します。内臓に異常などがないかをみるのです。この3つないし2つの検査によって、白血病であることがほぼ診断できます。それでも慢性白血病の場合は診断が難しくなることもあります。

 

 

 

 

白血病の治療

薬を使った治療がメイン

白血病の治療は薬を使って内科的に治療することがメインとなります。治療では、入院治療が原則となり、抗がん剤、ステロイド、抗生物質などを用いて、必要があれば輸血や酸素吸入などをおこなうこともあります。

 

 

 

 

白血病を予防する方法

治るかどうかのカギは早期発見

白血病を予防するということは難しく、できる最善の方法は初期のうちに早期発見するということです。それでも急性白血病の場合は治療が難しいという現状があります。ですが、病気の進行をなんとか食い止められる可能性があります。また慢性の場合であれば早期に治療することで病気をコントロールできる可能性が期待できます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

白血病にはオーナー様の協力が必要
白血病は急性の場合だと治療が難しかったり、思うように効果がでないこともあります。逆に慢性の場合、治療すれば数年以上生きつづけることもできます。急性にしても慢性にしても症状がでたときには病気は進行していることが考えられます。おすすめしたいのは定期検診、そして日頃からワンちゃんの状態を良くみてあげて、異常があれば自己判断せずに受診するということです。白血病にはこのようにオーナー様の協力が不可欠。日頃からワンちゃんの状態に心配りするようにしましょう。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*久末正晴他:急性骨髄単球性白血病の犬の1例(臨床病理学), The journal of veterinary medical science 70(6), 619-621, 2008

*高橋義明他:急性転化した犬の慢性骨髄性白血病の1例, 日本獣医師会雑誌 56(2), 92-96, 2003

*松村晋吾他:犬の形質細胞性白血病の1例, 動物臨床医学 15(2), 43-47, 2006

 

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