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犬の病気 膵炎

●膵炎●

膵炎とは?

膵炎とは膵臓の組織が壊れてしまう病気のこと!

膵炎(すいえん)という病気は、膵臓がつくる消化液が何かの原因で自分自身の細胞を破壊してしまう病気です。膵臓は食べものの消化に関わる臓器で、本当ならば食べものを分解して栄養分を吸収しやすくする役割をもっています。ですが、ときに食べものではなく膵臓そのものを傷つけてしまうことがあるのです。重症化すると、腹痛や脱水、意識を失うショック状態になり、命を落とすこともあります。

膵炎の原因と関わりの深い消化酵素リパーゼ

膵臓は食べものを紹介する消化器のひとつです。膵臓はリパーゼというタンパク質や脂肪を分解する酵素をつくる役割があります。このリパーゼは、普段は活動しない状態で膵臓に溜められていて、消化するときに十二指腸や小腸から出る消化液と混ざることでスイッチが入り、はたらきはじめる仕組みになっています。このリパーゼはかなり強力な作用をもつ酵素ですが、これが膵臓自信を傷つけてしまうということがあります。どうしてこんなことがおこるのか、その原因は詳しくわかっていません。今のところ考えられている原因として以下のようなものがあります。

  • 病気によっておこるもの(クッシング症候群、上皮小体機能亢進症という病気などとの関連が考えられています)
  • ウイルスや寄生虫の感染によるもの
  • 薬剤によるもの(治療で使われるステロイド剤や利尿剤などの薬との関連が考えられています)
  • 手術やケガなどで身体を傷つけてしまったとき

 

膵炎をおこしやすいワンちゃんもいる

病気の種類によっては、おこしやすいワンちゃんがいます。これは統計的・経験的にいわれるもので、絶対ではありません。ですが定期検診の必要性を考えるうえでも参考になります。膵炎をおこしやすいといわれているのは、とくにメスのワンちゃんで、中齢〜高齢のワンちゃんです。犬種としては以下のような種類があります。

  • ミニチュアプードル
  • ミニチュアシュナウザー
  • コッカースパニエル
  • ウェスティ

 

 

 

 

膵炎の症状


激しい消化器の症状

膵炎には大きく急性の膵炎と慢性の膵炎の2つがあります。急性の膵炎は突然おこり、症状が激しいという特徴があります。食べたものを吐く、腹痛、下痢、食べものを全然食べなくなるということもおこりえます。下痢にも特徴があり、初期のうちは黄色っぽい水のような便ですが、だんだん灰白っぽくなって臭いもきつい便になります。さらにひどくなると血液が混ざるケースもみられます。慢性の膵炎の場合は、下痢や吐くなどの症状が長期につづく場合が多いです。

 

重症化すると死亡することもある

症状が進行すると、血圧が急激に低下したり、体温が低下してきます。さらに脱水、皮膚・白目・歯茎などが黄色くなる黄疸(おうだん)がみられる状態になり、意識を失うこともあります。ここまで進行すると膵臓の細胞がかなり破壊されてしまっていることが予想されます。膵臓の細胞が死んでしまえば、最終的には命を落としてしまうことにつながります。

 

 

 

 

膵炎の検査

血液検査

膵臓の診断を症状から見極めることは難しいです。それは胃や腸の病気でも似たような症状がみられるからです。そのため、もっとも重要な検査が血液検査となります。血液中に含まれる炎症物質、膵臓からでる酵素の量などの値をみることで、膵炎かどうかの判断をします。

 

補助手段としての画像検査

レントゲンなどの写真、超音波などで臓器を動画撮影しながらチェックするエコー検査も血液検査に合わせておこなわれることがあります。ただ画像検査ではうまく病変が映し出せないことも少なくありません。そのため、血液検査と合わせておこない、診断の精度を高める補助手段として用います。

 

 

 

 

膵炎の治療

 

内科的な治療がメインに

膵炎になると、膵炎そのものを治療したり、破壊された膵臓を元に戻すような薬はないのが現状です。そのため、治療は症状を和らげつつ自然に回復するのをお手伝いすることがメインとなります。具体的には、鎮痛剤を使って痛みを和らげる、消炎剤を使って炎症の症状を落ち着かせる、吐くのを抑える薬を与えるといった方法です。食事の管理も重要になります。症状が重い場合は絶食して膵臓を休ませてあげることが必要となります。栄養分を与えるときも口から食べものをあげるのではなく、低タンパク・低脂肪の栄養剤などをチューブなどを使ったりして栄養補給をおこないます。このような処置をとりながら、ワンちゃんのからだが回復してくるのをサポートします。

 

 

 

 

膵炎を予防する方法

 

食事&おやつに注意

膵炎の予防法としてすすめられるのは、食事の管理です。とくに脂肪の多い食事やおやつを摂りすぎていると、それが膵炎につながるという報告もあります。栄養指導に自信がなければ、お近くの動物病院に相談するのも方法のひとつです。膵炎の予防に対して食べものの管理はとても大切です。なるべく人間の食べるものは控えたり、お散歩中の拾い食いなどにも気をつけてあげましょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

治っても再発に注意が必要な病気が膵炎

膵炎は再発についても注意が必要な病気です。治療が終わったからといって気を抜いてしまうと再び膵炎をおこすことがあります。何度もくり返していると膵臓のはたらきが徐々に低下してしまいます。しかし膵炎は早期に発見すれば重症になること防げます。そのためには日頃の食事管理などに注意しながら定期的な検診を受ける習慣をつけておきましょう。

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*森田泰典他:犬急性膵炎7例におけるC-反応性蛋白およびα_1-酸性糖蛋白の血漿濃度の変化, 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 61(9), 720-724, 2008

*東京大学・獣医臨床病理学研究室・犬と猫の内分泌疾患ハンドブック(http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/vcpb/endo-dx.pdf 2016年11月10日閲覧)

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