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犬の病気 肝炎

●肝炎●

肝炎とは?

肝炎とは肝臓が炎症してしまう病気のこと!

肝臓は私たち人間にとっても大切な臓器のひとつになります。いったい何が重要なのか。それは、肝臓が24時間休むことなくたくさんの仕事をこなしているということがあります。からだのはたらきを調節するホルモンやビタミン類を生成、消化酵素の生成、アンモニアなどの毒素を解毒する、資質を分解するなど生命活動にとって欠かすことができないはたらきを担っています。その仕事の種類は1000種類以上ともいわれています。そんな肝臓が炎症して、肝臓そのものが破壊されるだけでなく全身状態にも大きな影響が出てしまうのです。

 

肝炎には急性と慢性がある

肝炎という病気には症状が突然あらわれて進行する速度がはやいタイプの「急性肝炎」と数年などの長い時間をかけて肝臓のはたらきが失われていく「慢性肝炎」の2つにわけることができます。

 

急性肝炎の原因は感染が中心

急性肝炎の多くは細菌や寄生虫などによる感染が多いといわれています。外傷などをきっかけに細菌が感染することもあれば、まれに治療や注射などによって傷口から病原体が入ってしまうこともあります。細菌に対して防衛反応がおこり、ここに炎症がおこります。これが肝炎をおこすというわけです。またワンちゃんがもともと糖尿病などの病気をもっているとき、あるいは治療に使われる薬の長期の利用などによっておこることもあります。

 

急性肝炎から慢性肝炎になることも

急性肝炎がきちんと治療できていなかったり、炎症がくり返されたりすると慢性的に肝臓の炎症した状態「慢性肝炎」になることがあります。炎症が長く持続し、肝臓に小さな炎症がつづき少しずつ肝臓の細胞が破壊されていくのです。肝臓は症状が出にくい臓器ですが、症状があらわれると病気がかなり進行していることもあるため「サイレントキラー」とよばれることもあります。また遺伝的に慢性肝炎になりやすいと報告されている犬種もいます。

 

  • ベドリントンテリア
  • アメリカン・コッカースパニエル
  • イングリッシュ・コッカースパニエル
  • ドーベルマン
  • ラブラドール・レトリバー
  • スカイテリア
  • スタンダード・プードル

といったワンちゃんたちがそうです。

 

 

 

 

肝炎の症状

消化器の症状が目立つ

肝炎の症状では食事に関する症状が目立ちます。たとえば食欲がなくなる、食べても吐く、あるいは下痢するといった症状がみられるケースが多いです。また食事が上手く摂れないため、元気がなくなったり体重が落ちてくることもあります。

 

肝臓の病気に特有の黄疸(おうだん)

肝臓の病気に特有の症状として黄疸というものがあります。肝臓ではいらなくなった血液の成分の色素(ビリルビン)をウンチと一緒に排泄するはたらきがあります。肝臓のはたらきがスムーズにいかないと、この色素が体内に残ってしまうので、目や口の粘膜が黄色くなる症状がみられます。これが黄疸です。また色素が排泄されないウンチは白っぽくなります。日頃からワンちゃんのウンチを確認してあげることも大切です。

 

 

 

肝炎の検査

 

血液検査の数値である程度の診断が可能

肝炎の診断には血液検査が重要な手段となります。肝臓の病気を調べるときに重要となるのが

 

  • ALT(GPT)
  • AST(GOT)
  • ALKP
  • LDH5

といった指標です。そのほかにも、bil、alb、BUNの低下、NH3、総胆汁酸といった値を確認します。肝臓に異常があるとこれらの数値が正常よりも上昇・低下していることが多いため、肝臓の病気を疑うことができます。数値が高いほどダメージを受けている範囲が広く、障害の程度も重いことと関連があり、診断の重要な判断材料となります。

 

病気の程度を把握するための画像検査

慢性肝炎が進行すると肝臓の組織は弾力性がなくなり硬くなります。肝硬変といわれる状態です。肝硬変になると肝臓は大きく障害されていることもあります。一般にレントゲンではみることが難しいですが、超音波を使うことで肝硬変や肝臓のガンなどの診断に有効です。

 

 

 

 

肝炎の治療

 

薬による治療

肝臓そのものを治す薬というよりも、肝臓に炎症をおこしている原因となる細菌などに対して抗生物質を使います。原因に対して処置するということです。そのほか栄養補給、カテーテルという細い管を体内に挿入して、炎症している箇所を洗浄する方法を併用することもあります。慢性化した場合には、投薬治療が一生必要となることもあるので、肝炎を慢性化させないようしっかりと治療することが大切です。

 

慢性化すると治るのが難しい

肝炎は一度慢性化してしまうと完全に治すのが難しいケースも多いです。慢性化すると投薬は長くなります。一生つづける覚悟も必要なケースも多いものです。慢性肝炎の治療を途中でやめてしまったり、そのまま放置しておけば最終的には肝硬変という状態になり、肝臓が硬くなってしまいます。一度肝硬変になってしまえばもとに戻すことは難しく、肝臓病の末期といえる状態です。少しずつ元気がなくなり、最終的には命を落としてしまうこともあります。

 

 

 

 

肝炎を予防する方法

 

定期受診が何より大事

肝臓の病気は進行するまで症状が目立たないこともあり、発見が遅れることが少なくありません。いざ病院に来てみたときは症状がかなり進行している・・・。ということも十分にありえます。この状況を防ぐためには日頃から定期的な健康診断を受けておくのが一番です。

 

高脂肪の食事に注意、健康管理に注意

肝臓に負担のかかる食事をしないという心配りも予防のポイントだといえます。脂肪分の高いフードばかり食べる、運動不足といったことにならないように日ごろから健康管理に注意しましょう。適切なフードを選んであげることも大切です。健康診断などを利用してかかりつけの動物病院でワンちゃんの体調に合わせてフードを相談してみるのもひとつの方法です。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

完治は難しい分だけ、日頃の健康管理を

肝炎が慢性化すると治療はかなり難しいものになります。一番つらいのはワンちゃんですが、オーナー様のご負担も大きくなります。日頃からの定期検診、健康管理が何より大切。もしも肝臓のトラブルが発見されたとしても早期であれば十分に治療できる可能性も高くなります。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*飯田 玄徳:犬の肝細胞癌の診断と治療に関する研究, 日本大学大学院獣医学研究科, 2013

*山上哲史他:若齢犬に認められた肝臓リンパ管腫症(内科学), The journal of veterinary medical science 64(8), 743-745, s・vi, 2002

*八島加奈子他:犬の表層性壊死性皮膚炎の皮膚と肝臓の病理学的変化, 獣医臨床皮膚科巻 ・発行年 Vol. 12 号 No. 1 ページ P 17-21, 2006

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