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犬の病気 胆のう炎

●胆のう炎●

胆のう炎とは?

胆のう炎とは消化に関わる臓器の病気のこと!

胆のうという臓器をご存知でしょうか。私たち人間にもある臓器ですから、おそらく名前くらいは聞いたことがあるということもあるでしょう。ただその場所・役割となるとご存知でない人も多いのではないでしょうか。胆のうは肝臓の近くにある小さな臓器です。この胆のうは消化器官に含まれ、食べものの消化に重要なはたらきをしています。消化液は胃・腸を代表する臓器でつくられますが、肝臓でも「胆汁(たんじゅう)」という消化液がつくられます。この胆汁は食べもののなかでも主に脂肪の消化・吸収に重要な役割をもっています。肝臓でつくった胆汁を蓄えておくのが胆のうの仕事です。この胆のうが炎症をおこすことで上手くはたらくことができなくなる。それが胆のう炎です。消化や吸収に影響するだけでなく、進行すれば肝臓にも障害が出ることにつながります。

 

原因は細菌の感染によるものが多い

胆のう炎をおこす原因としてもっとも多いと考えられているが細菌への感染です。腸のなかにいる細菌が体力の低下、免疫の低下などによって異常に増えたりすると、胆のうに逆流してくることがあります。細菌に感染するとからだが防御反応をおこすため、炎症という状態がおこるのです。ほかにも膵臓、肝臓などの炎症が胆のう炎を引きおこすケースもあります。

 

ほかの病気への広がりに注意

胆のう炎がおこると胆汁の性質が変化してしまい、胆のうのなかでカルシウムなどが結晶化して胆石(たんせき)という石をつくり臓器を傷つけるなどの障害をあたえることもあります。また本来はサラサラとした胆汁の性質がドロドロになってしまい、分泌などがスムーズにできず消化のはたらきが低下したり、胆のうそのものが機能しなくなることもあります。炎症がおなか全体に広がって命の危険になることもおこりえます。胆のう炎は、胆のうだけでなくほかの臓器への影響も心配される病気なのです。

 

 

 

 

胆のう炎の症状

 

腹部の下痢や痛み、食欲・元気がない

消化不良をおこす胆のう炎。食べものの消化や吸収がスムーズにできなくなるため、お腹を痛がったり、下痢をしてしまうワンちゃんもいます。また食欲が落ちて、元気がなくなることがあります。普段よりも食べる量が極端に少なくなったり、お散歩する元気もない。これは胆のう炎になったワンちゃんによくみられる症状です。たとえ食べることができたとしても食べる量が少なかったり、吐いてしまうこともあります。

 

ウンチの色が白っぽい

健康なワンちゃんであれば、ウンチの色は明るい茶色〜濃いこげ茶色をしています。これは胆汁に含まれるビリルビンとよばれる胆汁の色素による色です。健康なウンチであれば、ビリルビンのもとは不要になった血液の成分なので、これが排泄されるというのが普通です。ですが胆汁に問題があると、ビリルビンが上手く排泄されず体内に残ります。ビリルビンを含んでいないウンチにはしっかりと色がつかずに白っぽくなります。白っぽいウンチは、胆汁だけでなく肝臓などの病気を疑うときにも指標となる症状です。

 

目や口の粘膜が黄色くなる「黄疸(おうだん)」

ビリルビンが排泄されないというのは、体内に余分な色素が残ることを意味します。からだのなかに余分にビリルビンがのこると皮膚や粘膜が黄色っぽくなります。ワンちゃんの場合、それがわかりやすいのが目・口の粘膜です。白目の部分、口のなかの粘膜が黄色味がかかっています。これは黄疸といわれる症状です。黄疸がみられるときには、胆のうや肝臓の病気を疑います。

 

胆のうが破れて腹膜炎になることも

胆のう炎を放置しておくと、胆のうのなかにドロドロになった胆汁がたまったり、結晶化した胆石が詰まることで胆のうが膨れて破裂することがあります。こうなると内臓を包んでいる腹膜というお腹の膜に炎症が広がってしまいます。腹膜は通常無菌の状態です。細菌への抵抗、炎症症状などによわいため、症状はほかの臓器、全身へと一気に広がり命を落とすことも十分に考えられます。そのため、胆のう炎は放置せずに早期のうちにしっかりとした治療がすすめられます。

 

 

 

 

胆のう炎の検査

 

まずは血液検査を行う

胆のう炎をはじめ、胆のう・肝臓などの病気を調べるためには血液の検査が重要となります。血液の成分をみることで病気の有無をある程度予測することができます。初期のうちは症状が乏しいこともあるので、無症状ということもありますが、定期検診などで発見できることも少なくありません。

 

より詳しくしらべる画像検査

画像の検査で一般的なのがレントゲンと超音波による検査です。胆のうの異常をはじめ、肝臓の肥大、胆石などの石、胆汁の性質の異常などをみることができます。たとえ無症状であっても検査を行ってみると異常が発見されるというケースも少なくありません。

 

 

 

 

胆のう炎の治療

 

薬を使った内科的な治療

症状があまり重くない、早期に発見できたというケースであれば薬による治療が選択されることが多くなります。この場合、細菌を除去する抗生物質あるいは胆汁の分泌をよくする利胆剤などを中心に使います。

 

薬で治るのが難しいなら手術

薬の治療にはある程度限界があるものです。石が詰まっていたり、胆のうは破裂しそうなときは緊急性も高くなるので手術が第一選択となります。手術では胆のうを取り除くというやり方が多いです。胆のう自体は胆汁をためておくことが主なはたらきなので、取り除いた後に大きな支障が生じることは少ないとされます。異常のある胆のうを除き、お腹のなかをきれいに洗浄するというのが手術の基本的なやり方になります。

 

 

 

 

胆のう炎を予防する方法

食事・運動などの健康管理が大切

胆のうの病気は緊急性が高いこともありますが、数ヶ月あるいは数年という長い期間を経て少しずつ進行していくものも多いものです。ワンちゃんが子どものときから適切な食事・運動などの健康管理を行って消化器の病気や肝臓の病気にかからない体質をつくることが予防の基本といえます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

健康管理にも動物病院を活用しましょう

胆のう炎は緊急性が高いものもありますが、慢性的に長い時間をかけてわるくなるというものが多く見受けられます。もともとの基礎疾患が原因となることもありますが、まずは食事や運動の見直しをしてみてはいかがでしょうか。動物病院の役割は治療だけではなく予防医療にも力を入れています。そのため、健康管理のポイント、適切なフードの選び方などを指導してくれます。そういった気軽に相談できるかかりつけの動物病院をもっておくことは胆のう炎だけでなく病気を未然に防ぐためにも大切なことだといえます。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*日本動物高度医療センター・JARMeCにおける胆嚢粘液嚢腫の治療方針(http://www.jarmec.jp/images/information/gastroenterology_2.pdf 2016年10月閲覧)

*宇野雄博他:胆石を伴った重度胆嚢炎の犬における外科的治験例, 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 62(12), p956-961, 2009

*野山順香他:犬の気腫性胆嚢炎の外科的治療例, 動物臨床医学 13(1), p11-15, 2004

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