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犬の病気 子宮蓄膿症

●子宮蓄膿症●

子宮蓄膿症とは?

子宮蓄膿症とは子宮に膿(うみ)が溜まってしまうこと!

子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)は、子宮のなかに膿が溜まってしまう病気です。ワンちゃんの病気としてはめずらしいものではなく、比較的よく出会うものです。以前はフィラリアという病気と並んでワンちゃんの命を脅かす病気でしたが、最近は予防・治療の考え方も進化していますので、発生率は少しずつですが減少している傾向にあるともいわれています。

 

原因の多くは細菌による感染

子宮蓄膿症の原因は細菌の感染がほとんどです。特別な細菌ではなく、大腸菌やブドウ球菌といわれるものによって引きおこされます。こういった細菌は普段からワンちゃんのからだにみられるものですが、体力が落ちているときなどに増殖し好ましくない影響を与えてしまうのです。細菌に感染するとからだを守ろうとして免疫に関わる細胞がたくさんつくられます。細菌や免疫の細胞が増えすぎてしまった状態、これがいわゆる「膿(うみ)」です。そしてこの膿がどんどん溜まってしまうと蓄膿症という状態になります。とくに発情期にはホルモンのはたらきによって子宮がゆるんでいるため、普段よりも細菌に感染しやすい状態になっていて、この発情期〜発情期後はリスクがあがると考えられています。

 

 

 

 

子宮蓄膿症の症状

 

子宮から分泌物や出血がでる

子宮蓄膿症になってしまうと、子宮から膿がまざった分泌物がみられたり、出血がみられることもあります。生理以外で出血がみられるとちょっとびっくりするかもしれませんが、これが受診につながるきっかけになることも多いです。逆に出血がないと受診が遅くなったり放置の原因となってしまうこともあります。

 

下痢、吐く、食欲不振

子宮蓄膿症は症状があまりみられないことの方が多いですが、病気が進行してくると消化器の症状がみられるようになります。食欲がなくなる、下痢する、吐くといった症状がみられます。だんだん元気もなくなってきます。こういった症状がみられたら、蓄膿症が進行していると考えられます。

 

腹膜炎になると命に関わる

子宮蓄膿症でもっとも避けたいのが腹膜炎(ふくまくえん)です。腹膜炎は、内臓を包んでいる腹膜という膜に炎症がおこるものをいいます。この腹膜には通常であれば細菌がいない無菌状態。ですが子宮に膿が溜まりすぎてやぶれたりすると細菌が腹膜へと広がってしまいます。これは全身への影響もあり、短期間のうちに命を落としてしまうこともある危険な状態です。

 

 

 

 

子宮蓄膿症の検査

血液検査

子宮蓄膿症の基本的な検査は血液を調べることです。白血球という細胞の値をみることが参考になります。白血球は炎症があると数値が大きく増えます。白血球は数千個くらいが普通です。子宮蓄膿症の場合、白血球の数が3万、あるは10万個以上に増えることがあります。ワンちゃんの病気でこれほど白血球の数が増えるのは血液のガンである白血病か子宮蓄膿症くらいともいわれるので、血液検査による情報は診断するうえで貴重な判断材料となります。

 

画像検査

画像検査は、写真で内臓の状態を確認するレントゲン、内臓のうごきをリアルタイムで確認できるエコー(超音波)検査などがあります。血液検査に加えて、この画像検査を行うのが一般的な検査の流れとなります。

 

 

 

子宮蓄膿症の治療

 

手術となるケースが多い

子宮蓄膿症の治療は手術が基本ともいわれます。薬によって治療できる可能性もありますが、有効でないことが少なくありません。また子宮のガン・卵巣のガンといった病気につながるともいわれているため、手術を選択することが多くなります。膿の溜まった子宮と、卵巣を取り出し、お腹のなかをきれいに洗浄するという処置をとります。

 

手術時間・手術後の注意点

子宮蓄膿症の手術は少なくとも1〜2時間程度はみておく必要があります。また手術が成功したとしても手術後にショック状態をおこし、腎臓のはたらきがわるくなる急性腎不全になったり、肺にみずが溜まってしまう状態になることもあります。そのため、手術のあとには体調管理も含めて入院が必要となります。

 

薬による治療

子宮蓄膿症では手術が基本とされるものの、手術が難しいケース(全身の状態が良くない、高齢など)では薬による治療となることもあります。細菌を除去する抗生物質を注射したり、点滴で投与するというものです。しかし手術ほどの大きな効果がみられないこともあります。近年、子宮蓄膿症の治療薬としてアグレプリストンというものも開発されていますが、日本では承認されていません。動物病院によっては、直接海外から輸入しているところもありますが、手術以上の効果があるかどうかは判断できないところもあります。ですが新しい治療法として注目されています。

 

 

 

 

子宮蓄膿症を予防する方法

 

避妊手術が予防に有効

子宮蓄膿症の予防法として有効なのが避妊手術とされます。赤ちゃんを産むことができなくなってしまいますが、避妊手術をしないと約1/4のワンちゃんが子宮蓄膿症になるという報告もあります。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

治療の費用を考えれば予防策を入念に

子宮蓄膿症は基本の治療が手術とされるだけに、その分費用もかかります。予防策をきちんと行うことをおすすめします。予防策には、避妊手術もありますが、普段からの定期受診により早期発見を心がけることが大切です。もしも手術となってしまった場合でも、早期であれば入院も短期となるので治療費の負担を軽減できます。そして何よりワンちゃんが助かる可能性も高くなります。

 

 

 

※参考文献

*野村紘一他:犬子宮蓄膿症における子宮の重量ならびに形状, 日本獣医師会雑誌 38(11), p699-707, 1985

*堀達也:6.犬・猫の子宮蓄膿症の内科的治療法(第22回日本獣医畜産大学学術交流会)資料, 日本獣医生命科学大学研究報告56, p100-102, 2007

* 犬の子宮蓄膿症と子宮内感染防御因子:大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 獣医学専攻先端病態解析学講座資料(http://www.mpagro.co.jp/members/ca_kiji/naika10_201004.pdf 2016年10月閲覧)

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

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