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犬の病気 膿皮症

●膿皮症●

膿皮症とは?

膿皮症とは皮膚におこる感染症のこと!

皮膚に異常がおこると赤くなったり、腫れたり、ブツブツができるといったことがおこります。これは私たち人間も似たような症状がでることがあります。ワンちゃんも同じです。こういった皮膚の症状は、日常でもよくみられる病気です。そんな皮膚の病気のなかでももっとも多いといわれる「膿皮症(のうひしょう)」です。

 

膿皮症の原因は細菌。衛生面も影響する

膿皮症の多くは細菌によって引きおこされます。ただ特別な細菌への感染というわけではありません。原因となる細菌は、ブドウ球菌とよばれるものがほとんどです。このブドウ球菌は、いつも皮膚に存在する小さな細菌。普段は外敵から皮膚を守ってくれるはたらきをしていて、ワンちゃんにとって有害な細菌ではありません。ですが、からだの抵抗力が落ちてしまったとき、何らかの原因で細菌が増えすぎてしまうと逆にブドウ球菌がからだに害を与えてしまうことがあるのです。抵抗力の弱いワンちゃん、病気がちのワンちゃん、高齢のワンちゃんなどはかかりやすい傾向がみられます。

また、不衛生な環境では細菌も増えます。増えた細菌が、すり傷・噛み傷などから感染してしまうこともあるので、日頃から衛生面には注意してあげるようにしましょう。過度に衛生的すぎる必要はありません。シャンプーのやり過ぎも膿皮症の原因となることがあります。ブドウ球菌以外にもアレルギー、ダニ、皮膚に合わないシャンプーの使用なども膿皮症をおこすことがあります。

 

かかりやすいワンちゃんもいる

膿皮症自体はどのワンちゃんにもみられる病気です。とくに膿皮症が多いといわれるワンちゃんの種類(犬種)があります。

 

  • ダックスフント
  • ゴールデンレトリバー
  • ジャーマン・シェパード
  • キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
  • ミニチュア・ピンシャー

 

などがそうです。このような種類のワンちゃんで、しかも0〜2歳くらいの若くて抵抗力が弱い時期にみられることが多いといわれています。

 

 

 

膿皮症の症状

 

症状は胴体部分にみられやすい

膿皮症になると皮膚に膿が溜まる「化膿(かのう)」という状態がみられます。からだのどこにでも病変はおこりえますが、お腹や背中といった部分は比較的症状がみられやすい部位です。とくにお腹はおしっこがかかったりして汚れやすいことが影響していると考えられます。

 

皮膚にできるニキビ状の小さなブツブツ

膿皮症は細菌がどのくらい深くまで影響しているかで症状が変化していきます。皮膚にニキビに似た小さなブツブツがみられるのは、皮膚の表面だけに感染の影響が出ている状態です。皮膚の色はもともとの色をしているか、膿(うみ)がたまって白〜黄色にみえることもあります。肉眼でも十分確認できることが多いです。

 

脱毛・かさぶたは進行の兆し

細菌が皮膚の表面よりも深いところに進んだ場合、ニキビ状の症状だけではとどまりません。毛根といって毛の根元あたりまで細菌が影響すれば、脱毛してしまうこともあります。さらに真皮(しんぴ)といって皮膚の深い場所にまで行くと、かゆみが出たり、かくことで皮膚が厚くなったりします。かさぶたとなることもあります。こうなると全身状態も心配されます。元気がなくなったり、食欲が低下したり、ときに発熱をおこしたりします。ここまでくると治療にも時間が必要となります。

 

 

 

膿皮症の検査

顕微鏡で細菌を確認

まずは、診察によって皮膚の状態やオーナー様からのお話を伺います。そのうえで、顕微鏡を使って細菌を確認するといった検査を行います。似たような皮膚症状がみられる病気はたくさんありますので、ほかの病原菌と区別することが必要です。毛を抜いたり、フケを採ったりして確認します。

 

血液検査などが必要になることも

膿皮症がわかっても、ほかの病気が合併していたり、病気などがあって抵抗力が弱くなっている可能性があると判断されたときには、血液検査などが必要になることもあります。また、顕微鏡よりももっと精度の高い皮膚病理検査などが求められる場合もあります。

 

 

 

膿皮症の治療

 

シャンプーや薬浴で患部を癒す

膿皮症の治療の多くは薬を使った治療が基本となります。ごく軽い膿皮症であれば、抗菌シャンプーなどを使って清潔を保つことで自然に回復してくることもあります。古くなった皮膚やフケなどを落とすときにも抗菌シャンプーは有効です。ほかにも薬剤を混ぜたお湯に患部を浸してあげる薬浴などを行うこともあります。かゆみや痛みなどを和らげる効果が期待できます。

 

抗生物質を使った内服治療

膿皮症の状態によっては抗生物質を内服することもあります。膿皮症はオーナー様が発見して病院にかかるときには進行している場合が多いものです。そのため、抗生物質を使う頻度は高いと考えて差し支えありません。内服の期間は、症状によって1〜2週間のこともあれば、3か月近くに及ぶこともあります。

 

状態や治療期間によって治療費は変動する

膿皮症は頻度の高い病気であること、そして治療期間が長くなってしまうワンちゃんも多いので治療費を心配されるオーナー様もおられます。治療費について一概にいうことは難しいです。状態や治療の期間によって幅があるためです。治療期間が数か月に及ぶようなケースではやや高額になることもあります。概算の治療費はかかりつけの動物病院にあらかじめ相談しておくのがよいでしょう。

 

 

 

膿皮症を予防する方法

 

衛生面への心配りがポイント

膿皮症を予防するためにできることは、衛生面に配慮してあげるということです。

 

  • おしっこをした後はお腹の部分を拭いてあげる
  • お散歩・排泄の後は、おしり、足の付け根などを拭いてあげる
  • ワンちゃんのからだを濡れたまま放置しない
  • 全身のブラッシングをおこない、皮膚の風通しを良くする

 

こういったポイントに注意することで、膿皮症をある程度予防することができます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

膿皮症は頻度の高い皮膚の病気ですが、発見が遅れたために治療が長くかかるケースも多いものです。また再発もみられやすいので、予防対策として衛生面に心がけながら、早期発見できるようにしましょう。そのためには、日頃からスキンシップを大切にして皮膚の状態を確認してあげること、異常があれば相談するといったことを心がけることが大切です。

 

 

 

※参考文献

*MPアグロ株式会社資料・犬の細菌性膿皮症(http://www.mpagro.co.jp/members/ca_kiji/hifu3_201204.pdf 2016年9月閲覧)

*日本獣医学会フォーラム・犬の病気(http://www.jbvp.org/petlovers/dog_hihubyou.html 2016年9月閲覧)

*永田雅彦他:犬の浅在性膿皮症における2%酢酸クロルヘキシジン含有外科用局所洗浄剤(ノルバサンサージカルスクラブ)の局所療法に関する効果:無作為化二重盲検比較試験, 獣医臨床皮膚科 12(1), p1~6

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

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