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犬の病気 疥癬

●疥癬●

疥癬(かいせん)とは?

疥癬とはダニが原因でおこる皮膚病のこと!

「疥癬」。ちょっと難しい名前ですが、イヌセンコウヒゼンダニ(以下ヒゼンダニ)という名のダニが原因でおこる皮膚の病気のことをいいます。「犬疥癬症」、あるいは「犬ヒゼンダニ症」とよぶこともあります。ダニは人にも影響することがあることはご存知だと思います。感染すると皮膚のかゆみ、ブツブツなどの症状があらわれます。このヒゼンダニの特徴は皮膚の角質に穴を掘って、そこに住み着いて生活するため強烈なかゆみをともなうという特徴があります。ちなみにワンちゃんだけでなく、人にも感染する人獣共通感染症となりますので、私たちも注意しなければいけません。

 

感染経路 どうやって感染する?

疥癬をおこすヒゼンダニ、感染力がとても強いという特徴をもっています。ヒゼンダニ自体がワンちゃんのからだに直接ついて感染をおこすこともありますが、ダニがついているマット、ブラシ、あるいは首輪などからも感染がおこります。またご家庭に複数のワンちゃん、ネコちゃんと一緒に生活していると、一頭の感染から全体に何頭も感染をおこしてしまうことも十分ありえます。またヒゼンダニは感染しているワンちゃんが散歩道に落としていくこともあるので、そこを散歩したことをきっかけに感染することも考えられます。それほど強い感染力をもっているのです。

 

注意したい人への感染

ヒゼンダニは人にも感染します。疥癬をおこしているワンちゃんに触れたり、抱いたりすることで感染することもあるので十分注意してください。健康な人であっても感染するリスクはありますので、抵抗力の弱い小さなお子さん、ご高齢の方はなおさら注意しておく必要があります。人の場合もかゆみが主な症状ですが、腕、胸、腰といった、皮膚のやわらかい部分にあらわれやすいといわれています。赤い小さなブツブツができ、やはり強い痒みがあらわれます。ほかの家族にも感染がおこることがありますので、感染を広げないよう病院で手当てを受けるなどの対応が必要です。

 

 

 

疥癬の症状

 

かゆがる

疥癬の主な症状は「強烈なかゆみ」です。ワンちゃんの皮膚に穴をあけて住み着き、卵を産んだり、排便したりします。このときに強いかゆみがでます。数あるワンちゃんの病気のなかでも、「この病気以上にかゆみを伴う病気はない」といわれるほどのかゆさを訴える仕草がみられます。

 

脱毛やかさぶたなど

かゆみが強く、激しくかくようになると脱毛したり、皮膚が厚くなりかさぶたなどがみられるようになります。皮膚が柔らかく、また毛の少ない場所に症状がみられることが多いので、耳、肘、顔、お腹といった場所に脱毛やかさぶたが多くみられます。かき過ぎが原因で傷口ができ、そこから細菌に感染することもあるので症状がさらにひどくなってしまう場合もあります。つよいかゆみがストレスとなって、栄養状態がわるくなることもあるので、高齢のワンちゃんなどは疥癬がきっかけで全身状態に大きく影響を与える場合もみられます。

 

 

 

疥癬の検査

獣医による診察

疥癬では皮膚症状などもあり、またかゆみなどが強いことから、症状やワンちゃんのしぐさ、オーナー様からの情報によってある程度の診断が可能です。とくに経験のある獣医ほど同じ病気に遭遇する機会が多いので、診察によって大方の察しをつけることができるとされます。

 

正確な診断は顕微鏡などの精密検査

診察だけでは確定的な診断が難しいので、正確に診断するためには顕微鏡などを使った精密な検査が必要となります。皮膚の一部を専用の器具で削り取って顕微鏡で観察します。ただ削った皮膚にヒゼンダニがいない場合もあります。このダニはとても小さく、発見が簡単ではないのです。それでも皮膚の病変をおこす病気はアレルギー、アトピーなど数多くあるため、鑑別するためにもやっておかなければならない検査となります。

 

 

 

疥癬の治療

 

塗り薬、シャンプー、飲み薬、注射などによる治療

治療としては、薬による治療が中心となります。皮膚の病変部分にお薬を塗ったり、シャンプーを使ったり、薬浴といって薬剤を混ぜたお湯でからだを洗い流すこともあります。また注射治療も一般的です。注射治療などでも効果がみられないときには飲み薬などを利用することもあります。薬も多くのものがあり、代表的なものにセラメクチン(商品名:レボリューション)などをはじめ、数多く使用されています。ただし薬はときにそれが副作用をおこすこともあるので、獣医による経過観察を継続しながら行っていきます。治療にはだいたい1ヶ月〜1ヶ月半近くみておく必要があります。

 

再発防止のために生活環境を清潔に

生活する環境を清潔にすることは、再発を予防するための重要なポイントです。疥癬がみつからったら、ワンちゃんが使用しているものを全て消毒し、ほかのワンちゃんが一緒に生活しているのであれば、検査を受けるようにします。

 

 

 

疥癬を予防する方法

特別な予防薬はない。衛生面の心配りを

薬やワクチンでヒゼンダニを予防することは難しいですが、ワンちゃんの居住空間を衛生的に保つようにしましょう。むやみに草むらなどに入らせないように配慮します。そういった場所をリードをつけずに遊ばせたりすることで、野生のネコちゃんやワンちゃんと接触して感染することも少なくありません。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

疥癬はワンちゃんによくみられる病気のひとつです。強いかゆみと皮膚の病変を生じることからびっくりされるオーナー様も少なくありません。日頃からワンちゃんの皮膚の状態をチェックしたり、トリミングなどの利用も兼ねて定期的に動物病院を訪れる習慣があると発見も早くなります。とくに複数のワンちゃん、ネコちゃんと暮らしているならば十分注意してください。疥癬と診断されたら、ほかのワンちゃん、ネコちゃんが例え無症状であったとしても検査を受けることが必要です。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*村岡登他:セラメクチンによるイヌセンコウヒゼンダニ感染症例の治療, 日本獣医師会雑誌, Vol. 59No. 2, p131-133

*桑原くめ:東京女医学会雑誌 7(1), p93-93, 犬疥癬の人体感染症例

*松山亮太:岐阜大学博士(獣医学) 甲第459号, 日本国内のイヌおよび野生動物におけるセンコウヒゼンダ ニによる疥癬についての分子疫学的研究

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