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犬の病気 血小板減少症

●血小板減少症●

血小板減少症とは?

血小板減少症とは止血の力がなくなる病気のこと!

ワンちゃんのからだのなかを流れる血液のなかにはさまざまな成分が含まれています。酸素を運ぶ赤血球(せっけっきゅう)、外敵と戦う免疫に重要な役割を担う白血球(はっけっきゅう)、そして血液を固める(止血する)はたらきを担当する血小板(けっしょうばん)などです。このほかにもタンパク質や糖質、脂質といった栄養分なども含まれています。血小板減少症は血液のなかの成分である血小板が極端に減少してしまう病気です。血小板は出血したときなどに「血液を固める(止血する)」大切な役割があります。そのため血小板すること、これは出血しやすい傾向になってしまうことを意味します。「ただ血が止まりにくいだけ」と安易に考えることができないのが、この病気の難しいところ。皮膚などの軽いすり傷程度ならともかく、内臓などにも影響が出てしまい重病となることもある怖い病気でもあるのです。

 

原因 遺伝、薬、感染症など原因はさまざま

血小板減少症の原因にはさまざまなものが考えらえています。遺伝的に血小板の量が少なかったり、血小板を作り出す能力が低いというのもひとつです。また普通なら外敵を攻撃するはずの免疫が自分のからだを攻撃してしまうケースも遺伝が関係してるといわれています。ほかにもウイルスや細菌への感染が原因となることもあります。望ましくないですが、治療に必要な薬が引き金となってしまう場合もあります。参考までにあげると、フェニルブタゾン、フェノバルビタール、メチマゾール、アルベンダゾール、サルファ剤、アンギオテンシン変換酵素阻害薬、リバビリンといった薬で報告があります。また予防のためのワクチン接種によって発症することもあります。このように原因は実にさまざまなものがあるのです。なかには原因がはっきりとわからないケースも少なくありません。

 

犬種に注意 オスのワンちゃんに多く、再発率も高い

原因について「遺伝的な要因」に触れましたが、遺伝によるものは多いとはいえませんが、犬種によってはみられやすいワンちゃんもいるといわれますので注意する必要があります。

 

  • コッカー・スパニエル
  • オールド・イングリッシュ
  • ドーベルマン
  • プードル

 

ご紹介したのは、ほかの犬種に比べると発症が多いといわれているワンちゃんたちです。またオスのワンちゃんにみられやすく、発症率はメスの2倍と報告されています。ちなみに再発する確率は50%ともいわれていますで、かかりつけの動物病院にいつでも相談できる準備をしておくことが望ましいといえます。

 

余命を延ばすカギは初期治療
ケースによっては死亡率が高いこともある

血小板減少症の見通しがどんなものか、治療できて長生きできるのかオーナー様にとって切実な問題です。たとえば感染症などの原因がわかっていて、その治療がきちんとできれば治ることも期待できます。また初期に行う治療に対して経過が良好であれば、長生きすることもできます。しかし初期の治療に対して良好な反応がないと死亡率が高くなるというのが一般的な見解です。初期治療が良好に行くケースは研究報告などにより差があり、およそ30〜70%といわれています。

 

 

 

血小板減少症の症状

傷口の出血が止まらない

止血に関わる血液の成分「血小板」。このはたらきが弱いため、主な症状は出血となります。ケガやすり傷などによって生じた傷口から出血がはじまり、それが持続的につづいてしまいます。自然に血が止まらなくなってしまいます。

 

そのほか全身症状もみられる

出血の傾向は傷口だけでなく、全身症状としてみられることもあります。そのため鼻血、歯茎の出血、血尿、血便、吐血(口から血を吐く)、目の出血などあらゆる場所から出血が認められることもあります。口のなかや皮膚に点状出血がみられるケースもあり、ひどい場合は内臓の出血もおこり全身状態がわるくなります。

 

 

 

血小板減少症の検査

 

まずは血液検査

血小板減少症の検査として血液検査が重要となります。ワンちゃんの場合ですと、血小板の数は1マイクロリットルあたり20万〜90万ほどが正常とされます。15万程度になると危険な領域だと判断します。10万以下では命の危険性が心配され、さらに4万以下となると全身の出血も考えて治療方針を立てなければなりません。

 

ほかの病気について確認するための画像検査

血小板減少症以外の病気などがないかといった心配もありますので、合わせて画像検査を行うことがあります。画像検査では一般的なレントゲンを用いて、内臓などを中心に撮影して状態を確認します。

 

 

 

血小板減少症の治療

 

ステロイドなどを使った薬物治療

多くのワンちゃんでは、免疫のはたらきが過剰になっていることがあります。免疫のはたらきを落ち着かせる作用のあるプレドニゾロンやシクロスポリンといった薬が用いられることが多いです。一般にステロイド、免疫抑制剤などとよばれる薬になります。初期の治療が良好な経過であれば、薬の量を少しずつ減らしていきます。あとは定期的な検査をしながら経過をみていくこととなります。

 

重症ならば輸血なども必要

症状が重く、ひどい場合は入院が必要となります。そこで、酸素吸入、即効性のある強い薬剤を投与したり、輸血などによって血液を補充する処置を必要とする場合もあります。

 

内臓が問題となっていれば手術もある

血小板減少症の原因には膵ぞうという臓器が過剰にはたらいていることがあります。その場合、膵ぞうを取り除く手術を行うこともあります。

 

 

 

血小板減少症は予防できる?

 

予防は難しいのが現状

血小板減少症を予防するのは難しいと考えれています。ワクチン接種という方法もありますが、効果は限られていて完璧な予防法とはいえません。やはり定期的な健康診断などを習慣にして、異常があれば早く動物病院に診てもらうというのが重要な対策法といえます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

ワンちゃんとのスキンシップを大切に!

血小板減少症は早期の治療が何より大切です。そのためにはオーナー様の協力が必要となります。定期的な検診はもちろん大事ですが、普段からスキンシップをはかることで出血の傾向を早期にみつけることができやすくなります。毛色が白系であれば発見もしやすいですが、黒っぽい毛色のワンちゃんですと日頃からスキンシップをはからなければ発見が遅れることも考えられます。異常を感じたら放置せずにお近くの動物病院に相談するようにしましょう。

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

*Sysmex 小動物臨床血液学症例集 CASE STUDY(http://www.power-vets.jp/literature/pdf/casestudy_vol2.pdf 2016年9月閲覧)

*山下時明, 山下律子:犬の原発性免疫介在性血小板減少症(pIMTP)に関する回顧的調査, 北獣会誌60, p83~186

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