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犬の病気 乳腺腫瘍

●乳腺腫瘍●

乳腺腫瘍とは?

乳腺腫瘍とはおっぱいのガンのこと!

「腫瘍(しゅよう)」というのは、細胞が異常に増えてしまっている状態です。細胞は一定のリズムをもって規則正しく破壊と再生がくり変えされます。ちょっとした傷跡ならば治ってしまうのもこのリズムがあるからです。しかし破壊と再生のリズムが崩れてしまい、細胞が異常に増えてしまい腫れもののようになってしまうことがあり、それを腫瘍とよんでいます。この腫瘍は「良性」と「悪性」があります。良性はからだに大きな影響が少なく、できた場所だけに留まることも多いので様子をみていてもよい腫瘍と考えられています。一方で悪性腫瘍となると問題となります。それは周囲の細胞にも影響がでて、しかもからだ全体に広がってしまう可能性が高いからです。からだのいろいろな臓器が影響を受けてしまい、命の危険につながることになることが多いのです。今回は、乳腺腫瘍のなかでも悪性腫瘍について詳しくご紹介します。

 

良性と悪性の割合は5:5

乳腺腫瘍について、良性と悪性の割合はおよそ5:5といわれています。つまり乳腺腫瘍になってしまったワンちゃんのうち2頭に1頭は悪性腫瘍(ガン)だということになります。乳腺腫瘍ができやすい年齢(好発年齢)は、8〜10歳くらいのワンちゃんです。悪性はもちろん治療が必要ですが、良性だからといって放置がよいということではありません。良性腫瘍であっても数年後には悪性腫瘍になってしまうという研究報告もあります。また一度良性腫瘍になってしまったワンちゃんは、将来的にガンになる可能性がおよそ8〜9倍高くなるという調査報告もあるので「放置」ではなく、獣医による定期的な「経過観察」のもとで様子をみていく必要があるといってよいでしょう。

 

 

 

乳腺腫瘍の症状

 

初期症状はほとんど乏しい

一般に乳腺腫瘍は初期の症状に乏しいです。ほとんど症状がみられないことも少なくありません。あきらかに「ちょっと様子が変だな」という症状がみられるときには、腫瘍の状態がある程度進行していると考えることができます。つまり症状がでるのを待ってから治療するのは「あぶない」ということです。母乳(ミルク)をつくる乳腺のガンですから、当然メスのワンちゃんに発生します。乳頭(乳首)は左右に5つずつ、合計10コあります。このうち1か所だけに発生することもあれば、複数にみられることもあります。乳首のまわりをなでてあげると「しこり」を感じます。外見上はわかりませんが、オーナー様がなでてあげたり、獣医師やトリマーなどが偶然に発見するケースもあります。

 

末期になると腫瘍が破裂することも

初期症状に乏しい悪性腫瘍も末期になってくると異常がはっきりとあらわれるようになってきます。

 

  • 乳頭の腫れがはっきりと触れる
  • 胸やおなかを触られることを嫌がる
  • わきの下、脚の付け根の腫れが目立つようになる

 

また、ガン細胞が増えてくるとエネルギーを消費することになりますので、極端に体重が落ちたり、食欲がなくなることもあります。さらに肺にガンが広がって、咳をしたり、呼吸が早く苦しそうにすることもあります。放置しておくと腫瘍が勝手に破裂してしまい、痛がったり、出血によって貧血をおこしたり、腫瘍から異臭を放つこともみられます。

 

 

 

乳腺腫瘍の検査

まずは組織の検査をおこなう

乳腺腫瘍では複数の検査結果をもとに治療方針などを立てていくことになります。もちろんワンちゃんの様子をみたり、からだを触れたりする診察も重要です。そして組織を一部取って、それを精密に検査することで腫瘍の状態を判断する検査です。ただある部分の組織を取ってくる検査ですので、100%確実な診断ができるとは限りません。本当はガンなのに異常がみられないということもあります。

 

詳しく診るための画像や写真の検査

乳腺腫瘍では画像の検査も重要です。腫瘍そのものを映し出す、そしてガンの広がりをみることが目的です。一般にはレントゲン検査をおこないます。皮膚の上からでは触れることができない腫瘍や肺へに広がっていないかなどをみることができます。より精度を高めた画像検査を必要とするときには、CT、MRIといった特殊な画像検査機器を使用することもあります。ただこららの検査機器は大変高額なため一般の動物病院では持ち合わせていないこともあります。提携している大学病院などで検査をおこない、治療はかかりつけの動物病院でおこなうといった流れになることもあります。

 

 

 

乳腺腫瘍の治療

 

基本は手術|高齢でも状態によってはおこなえる

乳腺のガンでは、外科的に切除する手術が基本となります。手術のやり方は状態によって変わってきます。腫れている部分だけを切除することもありますし、すべての乳頭を切除することもあります。これはガン細胞が広がることを未然に防ぐことを目的としています。「よく高齢だから手術はしないで」という意見もありますが、これはワンちゃんの状態や動物病院によっても一概にはいえません。高齢でも元気なワンちゃん、手術に耐える体力があるワンちゃんであれば、手術をおこなえることもあります。最近はワンちゃんの寿命も延びてきています。その後のワンちゃんの生活を見据えてより快適な時間を過ごしてもらえる可能性があれば、手術を選択する獣医・オーナー様もおられます。

 

 

 

乳腺腫瘍を予防する方法

 

避妊手術 概要と費用

乳腺腫瘍を予防する方法として避妊手術があります。これはワンちゃんの卵巣を取ってしまう手術です。子どもを産めなくなる、肥満傾向になるといったリクスがありますが、乳腺腫瘍などのトラブルを回避できるといわれています。いつ避妊手術をするかによっても、乳腺腫瘍の発生率に影響するといわれますので、まずはかかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。学術的な報告によれば、はじめて発情期をむかえる前に避妊手術をすることで、乳腺腫瘍の発生率を1%以下におさえることができるといわれています。ちなみに一度発情期を迎えてから次の発情期をむかえるまでに避妊手術をおこなったときは約10%以下といわれますので、早めの対策がよいとされています。ちなみに避妊手術の一般的な目安は20,000~40,000円くらいで、数日間の入院が必要となります。

 

規則正しい生活を

フードや運動などにも心がけて、規則正しい生活習慣を送るようにします。これは直接乳腺腫瘍を防げるということではないですが、手術が必要となったときの基礎体力に影響してきます。免疫・体力を高めておくためにも、健康的なライフスタイルを送るようにしましょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

早期発見のカギは愛情と定期検診

乳腺腫瘍を早期にみつけることは決して簡単なことではありません。しかし日頃からオーナー様とのスキンシップを大切にして、お腹まわり、乳腺のあたりをなでてあげたりすることで発見につながるケースもあります。また定期検診やトリミングが早期の発見につながることも期待できますので、そういった意味でも定期検診などを日頃から意識しておくことが大切です。

 

 

 

 

※参考文献

*北海道大学動物医療センター外科/腫瘍診療科・犬の乳腺腫瘍(http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/HUVTH-MGT.pdf 2016/8/5閲覧)

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*林良博(監):イラストでみる犬学 (KS農学専門書). 講談社. 2000

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