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犬の病気  股関節形成不全

●股関節形成不全●

股関節形成不全とは?

股関節形成不全とは股間節が不安定になる病気のこと!

股関節は、私たち人間でいうならば骨盤と太ももをつなぐ関節のことです。ワンちゃんでいうならば、後ろ足とからだをつなぐ関節をいいます。骨盤にはお椀のようなくぼみがあります。柔らかい軟骨という組織でできているので表面はとてもなめらかです。このくぼみに太ももの骨がすっぽりとおさまったつくりになっています。これが股関節といわれる関節です。球状の関節なので前後・左右、そしてくるくる回したりと自由に動かすことができます。骨盤にあるお椀の形をした部分の形が崩れていて太ももの骨がきちんとおさまらない。そのために股関節の安定性やうごきに問題がでる病気、それが「股関節形成不全」といわれるものです。

 

股関節形成不全はなぜおこる?

股関節形成不全がおこる原因には「遺伝的なもの」と「環境的なもの」の2つが菅家していると考えられています。

 

■遺伝的な原因

股関節のつくりが正常にならない原因の大部分を占めるといわれるのが遺伝です。全体の70%は遺伝が関係しているといわれています。生まれつき股関節の形がしっかりとしない骨格の大型のワンちゃんなどで、骨の成長に筋肉が追いつかず、関節に大きな負担がかかってしまうことになるのです。最近は遺伝子の研究がとても盛んです。ですが、まだ股関節形成不全にかかわる遺伝子は解明されていません。早期の解明に期待が集まっています。

 

■環境的な原因

環境的な原因というのは、食事などのライフスタイルをいいます。環境的な原因としてもっとも注目されているのは肥満です。カロリーを摂り過ぎたりすることで肥満になると、股関節に大きな負担がかかります。とくに1歳までに太らせると関節のつくりに大きく影響があると考えられています。

 

股関節形成不全の症状

お座りができない

症状の多くは後ろの足にみられます。症状がではじめるのはワンちゃんによってもちがいますが、生後4か月から1年の間がもっともおおいといわれています。股関節の痛みや違和感などがあるので、一般的な「お座り」の姿勢ができずに、横座りするようなワンちゃんもみられます。

 

特徴的な歩き方「モンローウォーク」

関節のつくりが安定していないので、当然歩くことにも支障がみられます。腰をふりふりと横に振りながら歩くのが特徴のひとつといわれています。有名な女優マリリンモンローの腰を振って歩く歩き方に似ているというところから、通称「モンローウォーク」とよばれています。

 

痛みがあって歩きたがらない

症状が軽いワンちゃんであれば症状も目立つことがありませんが、一般には痛みを感じている仕草をするワンちゃんが多いです。立ち座りの動作、階段の上り下り、お散歩を嫌がるようになることもあります。痛みがつよくなってくると、からだがこわばって、頭を下げてうなだれたように歩くワンちゃんもいます。歩くのを嫌がるので、足の筋肉もやせてしまい、お尻や後ろ足が細くなることもあります。

 

 

 

股関節形成不全の検査

 

診察

股関節形成不全が疑われるときには、まず獣医が直接からだを触って診察します。股関節のあたりを触ったり押さえたりすると痛がることがあるからです。痛みのつよさなどもみることができます。

 

画像検査

股関節形成不全が疑われたとき、きちんと診断するためには画像検査が重要となります。一般にはレントゲンによる画像検査がおこなわれます。多くの動物病院でもレントゲンを備えています。それ以上に詳しくみる必要があるとなるとCT検査やMRI検査といったより精密な画像検査をおこなうこともあります。ただしこういった画像機器はどこの動物病院でも備えているものではありません。そのため、画像検査だけは大学病院などの大きな専門機関にお願いすることもあります。

 

 

 

股関節形成不全の治療

 

お薬による治療

痛みを感じているワンちゃんに対して、つらい痛みをとってあげるのが大切です。そのために、痛み止めの薬をつかいます。また股関節につよい炎症が生じているときには炎症をやわらげる抗炎症剤といった薬をしようします。

 

生活の改善や運動療法

股関節形成不全の治療には手術もありますが、ワンちゃんの負担も大きいので手術をしないでよい方法を考えます。まず痛みがつよいときには安静にします。まずは食事の管理をして体重を制限するために減量をすすめることもあります。体重が重いと股関節に負担になるからです。減量にあわせて少しずつ運動療法をおこないます。運動療法は、簡単にいえば股関節の負担を考えながらうごいてもらうということです。筋力をつよくすることで、股間節にかかる負担をサポートできるからだづくりを目指します。

 

手術

程度がひどく、薬や運動などで対応ができなければ手術が選択されます。手術にはいくつかの方法があります。骨を切除したりすることで、人工的に股関節をつくっていく手術用や人工関節というものをつかう治療法もあります。人工関節は金属製の人工の関節を埋め込む手術で、人間には適応されています。ただワンちゃんの場合はとても高額な治療であること、そして国内で積極的におこなわれている手術法ではないのでできる病院も限られています。

 

 

 

股関節形成不全を予防する方法は?

 

股関節形成不全をおこしやすい犬種を知る

股関節形成不全は比較的大きなワンちゃんにおこりやすいといわれています。発症がみられやすいといわれる犬種を以下に記載します。

 

  • ラブラドール・レトリバー
  • ゴールデン・レトリバー
  • ジャーマン・シェパード
  • バーニーズ・マウンテンドッグ
  • ニューファンドランド

 

などです。

 

食事などに気をつけて肥満を予防する

股関節形成不全は、症状さえ軽くすることができれば元気に生活できるワンちゃんもいます。まずは日頃の食事管理をおこなって肥満などにならないようにしましょう。とくに発症しやすいといわれる種類のワンちゃんのオーナー様は注意が必要です。

 

 

 

 

 

院長からのアドバイス

股関節形成不全は遺伝的な原因が多いといわれているので予防が難しいという面があるのも事実です。ただ日頃から生活管理をきちんと対応してあげることで症状がひどくなることを防げる可能性があります。まずは早い段階でかかりつけの動物病院をもつようにし、早期に発見し、定期的な経過観察を一緒におこなっていくのがよいでしょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*日本動物遺伝病ネットワーク・股関節形成不全とは(http://www.jahd.org/disease/d_hipjoint 2016年7月閲覧)

*川瀬清: 型犬における股関節形成不全症と栄養, ペット栄養学会誌, 6(3), p138~144, 2003

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