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犬の病気  小腸性下痢症

●小腸性下痢症●

小腸性下痢症とは?

小腸性下痢症とは小腸が原因でおこる下痢のこと!

下痢の症状は、ワンちゃんに比較的よくみられる症状のひとつです。原因もたくさんあって単純にひとつに決まるものではありません。今回ご紹介する小腸性下痢症とは、下痢の原因が小腸にあるもののことです。腸には大腸(だいちょう)と小腸(しょうちょう)の2つがあります。このうち小腸のはたらきは水分を一定にするように保つことです。健康な状態であれば下痢の症状がおこることはないのですが、水分の出し入れのはたらきがわるくなると、小腸の水分の量がふえてしまい下痢がおこります。小腸性下痢症は簡単にいえば、水分調節のバランスがわるくなった状態ということができます。

 

感染によるものがもっとも多い

小腸性下痢症の原因にはさまざまなものがあります。そのなかでとくにおもだった原因になると考えられているのが感染症によるものです。なんらかの細菌や微生物といったものがからだのなかに入り込んでわるさをするのです。感染症の原因となる代表的なものは、サルモネラやクロストリジウムといわれる細菌、ピシウムといわれるカビ、ほかにも糞線虫(ふんせんちゅう)や鉤虫(こうちゅう)といわれる寄生虫などがあります。もちろん感染症以外にも原因はあります。感染症以外のものには以下のようなものがあります。

 

■小腸性下痢症をおこす病気

  • 腸の炎症
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 膵臓の機能不全
  • 腎臓病

といったものがあります。

 

■小腸性下痢症をおこすそのほかの原因

  • 腸内細菌が異常にふえてしまう
  • 食物アレルギー
  • 治療中の薬が原因となるもの

といったものがあげられます。

 

 

 

小腸性下痢症の症状

 

下痢の量は多いが回数が少ない

一般に小腸性の下痢の場合には、1回で出す便の量は多いですが、回数が少ないという特徴があります。これに対して大腸の場合には1回の便の量は正常〜少なめの傾向があって、回数そのものはふえるのが特徴です。しかしこれはあくまでこういったケースが多いということ。実際のところワンちゃんによってもさまざまです。便の状態もさまざまで、やや軟便のこともあれば、かなり水っぽいこともあります。また小腸に出血があるときなどは、便の色が黒っぽくなってきます。

 

おなかがふくれる

水分の調節や排便の状態もわるく、またガスもたまりやすいので「おなかがふくれる」という状態がみられやすくなります。

 

よく水を飲む

水分の調節ができず、便にまざって水分を排泄するのでからだの水分が不足します。そのため、それを補おうとよく水を飲むようになります。

 

 

 

小腸性下痢症の検査

寄生虫や細菌の検査

小腸性下痢症でうたがわれる感染症があるかどうかを調べるための検査です。寄生虫や細菌の検査によって、これをみてききます。1回ではわからないこともあり、数回にわたっておこなうこともあります。

 

便、尿、血液の検査

糞便、尿、血液の状態をみることも必要となります。これは感染症などによって糞便中にまざる細菌などをみるほか、病気によって尿や血液の値が異常を示すことがあります。これによって、下痢の原因となっている病気の可能性を知ることができます。

 

内視鏡検査

内視鏡とは、小型カメラのついたチューブ状の機器をからだのなかに入れて胃や腸の状態をみる検査です。胃腸の異常がうたがわれるときには、先端についているハサミをつかって、組織の一部をとることもできます。それを精密にみることで内臓の病気があるかどうかを調べることができます。

 

 

 

小腸性下痢症の治療

 

食事を制限することもある

食べたり飲んだりすることは、少なからず腸への負担となります。小腸への負担を減らすため12時間程度の絶水と、24時間の絶食によって様子をみることがあります。

 

症状にあわせた治療

原因に対しておこなうのではなく、症状をやわらげてあげる治療を優先することもあります。激しい下痢がつづくときには下痢止めの薬を使った対応をし、また水分を失って脱水状態になっているときは、点滴などを利用して失った水分を補給してあげるといった処置をおこないます。

 

病気があればその治療

胃、腸、腎臓、膵臓といった内臓の病気があるときには、その臓器の治療をおこなう必要があります。また食物アレルギーなどがあれば、フードの管理といったことも必要です。

 

 

 

小腸性下痢症を予防する方法

 

食べものをきちんと食事管理

下痢の予防だけでなくワンちゃんの健康を管理するうえでも食事への配慮は大切です。ワンちゃんによっては乳製品などによって下痢をする体質のこともあります。そんなワンちゃんにミルクや乳製品をあげれば当然下痢をおこしてしまいます。食事の管理は日頃からの取り組みが大切です。そのためにも普段からワンちゃんの様子などをきちんとみてあげるようにしましょう。

 

ワクチンの接種は感染症の予防に

小腸性下痢症は感染によっておこるものも多いです。そのため普段からワクチンの接種には気を配っておくと安心です。ワクチン接種にはいろいろなタイプがあります。かかりつけ、またはお近くの動物病院でよく相談し、適切なワクチン接種をおこなうことは有効な予防策となるでしょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

放置はダメ。長くつづくと慢性化することもある

小腸性下痢症についてご紹介しました。下痢の原因はたくさんあります。症状を聞いただけでは専門家であっても断定は難しいものです。予防策などオーナー様が普段から取り組めることもありますが、それでも完全に予防するというのは難しいもの。とくに小腸性下痢症は対応がおくれたり、長くつづくと慢性化してくり返し下痢しやすい状態になるおそれもあります。よくある症状と軽くすませずに、動物病院で適切な対応をとるようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*望月雅美, 橋本美知留, 石田卓夫:最近の犬下痢症因子, 特にウイルスとジアルジアの検出状況 (短報), he journal of veterinary medical science 63(5), p573~575

*石川尚明, 馬場栄一郎, 松本治康:犬の消化管内細菌叢に関する研究 : III. 下痢の臨床例と実験例における糞便内細菌叢 , 日本獸醫學雜誌 44(2), p343~347

*東京農工大学 獣医内科学研究室・犬の炎症性腸疾患に関する研究(http://www.tuat-amc.org/laboratory/research02.php 2016年7月閲覧)

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