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犬の病気  急性腎炎

●急性腎炎●

急性腎炎とは?

急性腎炎とは突然おこる腎臓の炎症のこと!

急性腎炎(きゅうせいじんえん)という病気は、腎炎という名前から何となく腎臓の病気であることは予想でますね。ですがその実態はどのようなものなのでしょうか。簡単にいってしまえば、腎臓は尿(おしっこ)をつくる臓器ですので、尿をつくることに問題がおこってしまう病気ということができます。ただ、おしっこがつくれないと、からだの外に出したい老廃物がたまることになるので、症状はもう少し複雑なものになってしまいます。この病気について知るためには、もう少し腎臓という臓器について知っておく必要があります。まずは腎ぞうについて少し勉強しておきましょう。

 

急性腎炎は腎臓の糸球体におこる

腎臓という臓器を細かくみていくと、糸球体(しきゅうたい)というものがみえてきます。ここでは血液がろ過されて、おしっこの原料ができます。さらに必要なものは再び吸収されて、不必要なものだけが尿となって腎臓から出ていき、尿道からおしっことして排泄されます。糸球体はいわばおしっこをつくる「いちばん最初の場所」だといえます。急性腎炎はこの糸球体の部分に炎症がおこってしまう病気です。そのため「急性糸球体腎炎」とよばれることもあります。糸球体にトラブルがおこれば、おしっこをつくる最初の場所が破壊されることになります。老廃物がからだの外に出されずに、体内にのこることになるので、症状は腎臓だけにかぎらず全身に広く影響を与えることになるのです。

 

急性腎炎の原因はなにか?

急性腎炎の原因にはわからないものも多いのですが、もちろん原因がわかっているものもあります。わかっている原因は大きく2つあり、「感染」と「遺伝」です。

 

感染によるもの

ウイルスや細菌に感染すると、ワンちゃんのからだのなかで免疫のはたらきが活発になります。腎ぞうの糸球体に影響するウイルスや細菌をやっつけようと、免疫にかかわる細胞が活発に動きだしたり、免疫細胞が血流にのって流されて糸球体につまってしまうパターンなどがあると考えられています。本来は、ワンちゃんを外敵からまもってくれるはずの免疫が、かえって糸球体のトラブルを招いてしまうケースです。

 

遺伝によるもの

遺伝的にも急性腎炎をおこしやすいといわれる犬種があります。どうして犬種によって急性腎炎をおこしやすいのかについては、その詳細が不明です。ですが、事実そういったワンちゃんがいます。多くは6〜7歳前後に発症するのが特徴で、オス・メスに関わりなくおこると考えられています。犬種については次の項目にあげておきますので参考にしてください。

 

急性腎炎をおこしやすい犬種とは?

 

  • バーニーズ・マウンテン・ドッグ
  • サモエド
  • ドーベルマン
  • グレーハウンド
  • ソフトコーテド・ウィートン・テリア
  • ロットワイラー
  • ゴールデンレトリバー
  • ミニチュアシュナウザー
  • ミニチュアダックスフンド(ロングヘア)
  • スタンダード・プードル
  • イングリッシュ・コッカー・スパニエル
  • ブルテリア
  • ビーグル

 

などです。

 

 

 

急性腎炎の症状とは?

おしっこが減る

おしっこをつくる製造場所にトラブルがおこるので、おしっこの量が減ります。

 

食欲がない、吐く、元気がない(ぐったりしている)

健康であれば排泄できるはずの老廃物が排泄できなくなるので、からだの窒素化合物などがたまり、元気がなくなります。からだの毒素がたまっている状態といえます。口からアンモニアのような匂いがしたり、からだがむくむこともあります。

 

合併症もある

腎臓のトラブルに加えて、さまざまな合併症がおこるのも急性腎炎の特徴です。血圧が高くなったり、目の出血などをおこし失明していしまうケースも報告されています。

 

 

 

急性腎症の検査

 

血液検査

血液の状態をみる検査になります。血液中に含まれる窒素、カリウム、リン、カルシウムといった物質の濃度をみていきます。急性腎炎であれば、こういった値が異常値を示すためです。

 

尿検査

血液検査に加えて、急性腎炎では大切な検査です。腎臓のはたらきが健康であれば、タンパク質などが尿中に出てくることはないのですが、腎臓のトラブルがあると、こういったみられないはずの物質がみられることがあります。

 

 

 

回復させるための治療法

 

薬や血液をきれいにする透析治療

急性腎炎では、からだのなかに老廃物がたまっているので、それに対して治療することが必要になります。具体的には、点滴をする、ホルモン剤などのお薬を投与するといった治療を行います。また必要に応じて透析治療を考えることもあります。透析治療とは、ワンちゃんの血管と医療機器をチューブでつないで、体内の血液をいったん外に取り出して、きれいに掃除したあとで、もう一度からだのなかに戻してあげるという治療法になります。

 

栄養の補給

状態によっては、治療とあわせて栄養の補給も必要となります。ここではタンパク質以外の炭水化物、あるいは脂肪といった栄養素を補給してあげます。

 

ほかの病気があればその治療もあわせて行う

急性腎炎をおこしている原因として、免疫に関わる病気、あるいは感染症などがある場合は、そちらの治療もあわせて検討しなければなりません。ワンちゃんの負担にならないように様子をみながら、合併している病気の治療も必要となります。

 

 

 

急性腎炎を予防する方法

日頃の食事と運動習慣を見直す

急性腎炎の明確な予防法はありませんが、感染症などの予防のためにも適切な運動と、栄養バランスのとれた食事を心がけ、体力をしっかりとつけておくことが大切です。あまりにも安価なフードだと栄養バランスが偏っているものもありますので、その点には注意しておきましょう。

 

かかりつけの獣医さんをみつけておく

急性腎炎はいつおこるかわかりません。突然様子がおかしくなったりしたときに、かかりつけの獣医さんがいると安心です。ワンちゃんの様子を日頃から知っているので、治療にもスムーズにうつることができます。また犬種によっては、急性腎炎をおこすことも知られているので、そういった意味でも日頃から親しくしている獣医さんをみつけておくことも必要なことです。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

早期の発見が治る確率を高くする

急性腎炎は予防するのが難しい病気です。いつ、どこで発症するかわかりません。そんなとき、日頃からワンちゃんとコミュニケーションが取れているかかりつけの動物病院があると安心です。また日頃からワンちゃんの健康管理に気を配り、とくに食事と運動をバランス良くするよう心がけるようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*日本獣医腎泌尿器学会編集委員会(編):日本獣医腎泌尿器学会誌. Vol.8, No.1

*代田欣二:家畜の腎糸球体疾患の病理, 日獣会誌, 46, p819~826, 1993

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*小方宗次(編):最新くわしい犬の病気大図典―豊富な写真とイラストでビジュアル化した決定版 (カラーアトラス). 誠文堂新光社. 2009

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