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犬の病気 椎間板ヘルニア

●椎間板ヘルニア●

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアとは神経が圧迫される病気のこと!

椎間板ヘルニアは、腰痛の原因などとして私たち人間の病気としてもよく知られています。背骨の状態が崩れてしまって、周辺の神経などが圧迫されることで痛みやしびれ、筋力の低下などをおこしてしまう病気です。椎間板ヘルニアを知るためには、どうしても解剖などの知識が必要になってきます。まずは簡単にワンちゃんの背骨のつくりについてみておきたいと思います。

 

椎間板というクッションが壊れていまうことが原因

私たち人間も、ワンちゃんも背骨がありますね。背骨は一本の棒のようにみえますが、よくみてみると小さな骨が積み木のように重なっています。そしてその小さな骨の間には椎間板(ついかんばん)といわれるクッションのようなものが挟まっています。このクッション材である椎間板があるので、背骨はある程度自由にうごくことができるのです。ただ椎間板がケガや病気などでつぶれてしまって背骨から飛び出してしまうと、まわりの神経を圧迫してしまいます。神経は感覚を伝えたり、筋肉を動かしたりするはたらきがあるので、神経の圧迫は感覚の異常をおこしたり、筋力の低下やからだの動きに大きく影響を与えることになってしまいます。

 

椎間板ヘルニアをおこしやすい犬種もいる

椎間板ヘルニアは、背骨がある首から腰全体にわたっていて、その間の背骨の間にそれぞれ椎間板がはさまっているので、基本的には背骨のどこにでも椎間板ヘルニアをおこす可能性があります。しかしワンちゃんのからだのつくりから負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアをおこしやすいといわれている場所があります。それは胸のたかさから腰の位置にかけての背骨です。ここはワンちゃんの「椎間板ヘルニアの危険部位」といわれていて、70%〜80%くらいがこの場所に椎間板ヘルニアをおこすといわれています。また椎間板ヘルニアをおこしやすいといわれている犬種もいます。それは

 

  • ミニチュア・ダックスなどのダックス系のワンちゃん
  • ペキニーズ
  • プードル
  • シーズー
  • パグ
  • ビーグル

 

などです。この種類のワンちゃんのオーナー様はぜひ参考にしておいてください。

 

 

 

椎間板ヘルニアの症状

 

マヒがおこり運動がスムーズにできなくなる

運動に関わる神経が圧迫されると筋肉がつかえなくなるので、運動がスムーズにできなくなります。散歩中に足をひきずったり、自力で立ち上がろうとしても立ち上がれないといった症状がみられます。あるいはなんとなく歩き方が不自然だという印象を受けて受診される方もいます。症状が軽ければ足の問題か何かだという思ちがいしてしまうケースも見受けられます。

 

足に痛みがでる

神経は運動だけでなく、感覚にも深く関わっています。運動神経がマヒすれば、散歩ができなかったり、家のなかで急に静かになったりします。それに対して感覚神経が圧迫されて障害を受けると、足のしびれ、痛みといった感覚の異常がおこってきます。痛みがあるので、大好きなお散歩を急に嫌がるようになってしまい、歩こうとしません。ときにはからだに触れたり、なでるだけでも痛がるような様子をみせることさえあります。こういった症状は、感覚神経の障害によっておこる感覚の異常が原因だと考えられます。

 

排尿や排便が難しくなる

神経はうんち・おしっこなどの排泄にも大切なはたらきをしています。椎間板ヘルニアによって神経があっぱくされると、排尿・排便などがスムーズにできなくなってしまうケースもあります。自分の意思で尿が出せなくなるので、膀胱にはいつもおしっこが貯まったままになってしまいます。そのため、ぽたぽたと垂れ流してしまうという状態がみられることもあります。

 

 

 

椎間板ヘルニアの検査

 

基本はレントゲン画像検査

椎間板ヘルニアが疑われる場合に、まず行われるのがレントゲン撮影による画像検査です。ただ、ワンちゃんの椎間板ヘルニアではレントゲンでは詳細がわからないことが少なくありません。骨などに大きな問題がないかといったことを調べるときには、有効ですが、本当に椎間板ヘルニアをおこしている場合には、次にご紹介するより精密な画像検査が必要になります。

 

さらに精密な画像検査が必要になることも

レントゲンによる画像検査よりもくわしくからだのなかを映し出すことができる検査機器がCT検査あるいはMRI検査になります。CTはレントゲン撮影と同じ原理ですが、コンピューターで処理するので、より詳細な画像をみることができます。またMRIではさらに内臓などの臓器の状態まで鮮明に映し出すことができます。ただCTやMRIという画像機器は大変高額な機器であるので、どこの動物病院にでもあるというものではありません。提携している大きな病院や大学病院などに依頼することが多いです。また検査費用もレントゲンが数千円くらいであるのに対して、数万円〜10万円ちかくになってしまうこともあります。

 

 

 

椎間板ヘルニアの治療

 

ステロイド薬などを使ったお薬の治療

症状がひどいと判断されれば、まずは安静にすることが大切です。必要があれば、狭いゲージのなかでしっかりと安静にするという方法が選択されることもあります。程度にもよりますが、安静の期間はおよそ4~6週間くらいが一般的です。さらにNSAIDS(非ステロイド系消炎鎮痛剤)またはステロイドといった薬を内服させることで、炎症や痛みをやわらげてあげる治療をします。

 

手術による外科的な治療(ただし費用は高額)

椎間板ヘルニアの状態がある程度進行していると、お薬だけでは治療が不十分で、またいったん症状が落ちついても再発する可能性がつよいといわれています。そうなれば、手術という選択肢があげられます。大切なのは椎間板の場所をきちんと特定してあげることです。また手術は一般に決して安いものではありません。検査を含めた費用はおよそ20万〜40万円前後といわれています。

 

症状によっては術後のリハビリが必要

手術によって原因が解決できたとしても、後遺症が残ってしまうこともあります。術後はできるかぎりトレー二ングするなどのリハビリも必要です。またワンちゃん専用の車椅子が必要になることもあります。

 

 

 

椎間板ヘルニアを予防する方法

適度な運動を心がける

運動は筋肉だけでなく、骨を丈夫にする作用があります。日頃から適度な運動を心がけることが大切です。また肥満は椎間板ヘルニアのリスクを高くするともいわれていますので、適正な体重を維持するためにも適度な運動習慣を心がけましょう。

 

栄養バランスのとれた食事

骨や筋肉のはたらきにはカルシウムなどのミネラル分が必要になります。ただ過剰にとっても理想的ではありません。バランスのとれた栄養分に優れたフードの摂取も大切なポイントです。日頃からの食生活への取り組みが重要です。

 

生活環境を整える

高い場所から飛び降りたり、転びやすい環境ではげしく運動すると背骨などへの負担が大きくなってしまいます。またお散歩中に首輪などでつよくグイグイひっぱると、背骨や首にかかる負担も大きいものです。とくに一度ヘルニアをおこしてしまったワンちゃんであれば、こういった生活習慣はとくに注意しておきましょう。

 

 

 

院長からのアドバイス

 

早期の発見が治る確率を高くする

椎間板ヘルニアは、症状の発見が早ければ早いほど治療の成功が見込まれるといわれています。ごく軽い状態であれば、回復の可能性は90%とともいわれます。ですが、重症になると手術でも60%程度、薬などの治療では5%を切るといわれますので、「ちょっといつもとちがうな」と感じたら、すぐにかかりつけの獣医さんに相談するようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他(編):イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1996

*The journal of veterinary medical science 70(7), p701-706, 2008

*Hisanori ITOH, Yasushi HARA, Natsuko YOSHIMI, Yasuji HARADA, Yoshinori NEZU, Takuya YOGO, Hiroki OCHI, Daisuke HASEGAWA, Hiromitsu ORIMA, and Masahiro TAGAWA : A Retrospective Study of Intervertebral Disc Herniation in Dogs in Japan 297Cases. The journal of veterinary medical science 70(7), p701-706, 2008

*越後良介:犬の頚部椎間板ヘルニア. 北獣会誌59. p2~11. 2015

*愛犬の友編集部(編):愛犬をケガや病気から守る本: 犬にも人にも優しい飼い方のメソッド. 誠文堂新光社. 2015

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