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犬の病気 口腔腫瘍

●口腔腫瘍●

口腔腫瘍とは?

口腔腫瘍とは口のなかにできる腫れもののこと!

口腔腫瘍(こうくうしゅよう)とは、口のなか、あるいは口のまわりに腫瘍ができる病気のことをいいます。腫瘍は、私たち人間にもみられる病気ですから、聞いたことがある方もいるでしょう。簡単に言ってしまえば、腫瘍はいわゆる「腫れもの」のことです。からだのある部分の細胞が、異常にふえてしまい腫れてしまう状態をいいます。腫瘍は、からだのいろんな場所におこります。そのなかでも今回ご紹介するのが、ワンちゃんの口にできる腫瘍ということになります。

 

口腔腫瘍には良性のものと悪性のもの(ガン)がある

腫瘍はからだのいろいろな場所にできるのですが、腫瘍は組織の状態などによって、細かく分類されています。大きくは、良性腫瘍と悪性腫瘍に分けて考えるのが一般的です。良性腫瘍とは、腫瘍ができた場所にとどまっていて、とくにからだに悪影響がないので、放置しておいても害がない場合が多いものです。それに対して、悪性腫瘍というものは、いわゆる「ガン」ともいわれています。放置するとからだのいろいろな場所に広がるという特徴をもっています。そして健康な細胞も破壊してしまうので、放置しておけば最終的には命を落としてしまうものが多いという特性があります。少し専門的になりますが、ワンちゃんにできる口の良性腫瘍と悪性腫瘍の種類を簡単にみておきましょう。

 

腫瘍の種類によって進行の速さもさまざま

■良性腫瘍

エプリス

これはワンちゃんの歯ぐきにみられる腫瘍です。良性ですが、広がる可能性があるため、リスクが高い良性腫瘍だと考えられています。自然に治ることが少ないため、動物病院での治療が原則とされます。良性腫瘍に分けられるものの、侮ることができない腫瘍のひとつになります。

 

乳頭腫(にゅうとうしゅ)

口のなかの粘膜、舌、のどなどにカリフラワーに似たぶつぶつがたくさんできるタイプの腫瘍です。ウイルス感染が原因でおこるといわれるものです。良性腫瘍ですが、放置せずに動物病院での受診がすすめられる腫瘍です。

 

骨腫(こつしゅ)

骨という名のとおり、あごの骨を中心にみらる良性の腫瘍です。頭蓋骨にできることもあります。骨にできるため、オーナー様がきづくことはとても難しいといえます。気づかれずに自然治癒することもあるといわれますが、手術などによって完全に取り除くことができる腫瘍になります。

 

■悪性腫瘍

繊維肉腫(せんいにくしゅ)

口のなかの粘膜、舌の部位にみられやすい腫瘍です。潰瘍(かいよう)といって、皮膚の下のふかいところまでダメージがおよびます。全身への広がりは比較的少ないといわれる悪性腫瘍です。おもに高齢・オス・大型のワンちゃんにみられることが多いとされます。ちなみに発症しやすい年齢は10歳以上といわれています。

 

扁平上皮ガン(へんぺいじょうひがん)

口の皮膚などの表面にある細胞は平らな形をしているので、医学的には扁平上皮とよばれます。その扁平上皮がガンになるのが、扁平上皮ガンです。口の粘膜のただれ、幹部の腫れもみられ、出血がみられることもあります。あごの骨など周囲への広がりもあります。10歳前後のワンちゃんにみられやすいといわれています。

 

悪性黒色種(メラノーマ)

見た目は良性腫瘍のエプリスとよく似ているため、気をつけて見極めなければいけません。全身への広がりも早いので、異常を感じて受診したときには、すでに肺などからだのほかの臓器に広がっていることも少なくありません。みられやすい年齢は、比較的若く、7歳前後といわれています。

 

 

 

口腔腫瘍の症状

口のまわりに腫れものや出血がみられる

目にみえる腫瘍で、オーナー様が日頃から口のケアに取り組まれているならば異常に気づくこともあります。口からの出血がでたり、口のなかが腫れていたり、あるいは腫れが大きくなると、顔の腫れがみえることもあります。

 

食事ができなくなる

痛みなどがつよくでると、食欲がなくなり食事を普段のように食べられなくなります。また、口の片側だけで食べようとしたり、食事を全くとらなくなってしまうケースもみられます。

 

よだれが多く、口臭がつよくなる

ワンちゃんは痛みなどがあると、よだれの量がふえることがあります。口腔腫瘍は口の病気ですから、当然よだれの量が異常にふえることが多いです。また、口臭がつよくなるというのも危険信号のひとつと考えてよいでしょう。

 

 

 

口腔腫瘍の検査

 

画像検査

口腔腫瘍そのものを調べる意味でも必要ですが、肺などのからだの臓器に腫瘍が広がっていないかをみるためにも必要です。一般にはレントゲン撮影などをおこなうことで、腫瘍の広がり具合などをみていきます。

 

血液検査

口腔腫瘍がガンであるならば、血液検査の値をみると異常値がでることがあります。血液検査は、簡単な検査ですので、比較的行われることが多い検査です。ただ、血液検査だけでは判断が難しいというデメリットもあります。

 

生検

組織の一部を切り取って、顕微鏡などでより精密な検査を行うものです。目だけでは良性の腫瘍か悪性の腫瘍かを判断することが難しい場合もあり、より厳密に診断するうえで必要とされる検査となります。

 

 

 

口腔腫瘍の治療

 

手術は状態に合わせておこなう

比較的早い段階で病気がみつかって、まだ病気の進行がないならば手術は完治が期待できる治療のひとつといえます。ガンになってしまった組織、あるいはそのまわりの組織も含めて取り除きます。ただし、状態が悪化していたり、からだ全身に広がっているケースでは、「手術ができない」と判断されることもあります。

 

薬による治療

ガンが進行していたり、年齢や体力的な問題があって手術ができないならば、薬を使った治療が選択されます。抗がん剤というガンをおさえる効果が期待される薬を長期にわたり投与することで、病気の進行を遅らせるなどの効果が期待できます。

 

放射線治療

放射線という光線を当てて行う治療です。人間のガンにも使われる治療法です。ただ、放射線の治療は、ガンの種類によっては効果が薄い場合もあります。一般に、扁平上皮ガンなどであれば、放射線治療が有効だといわれています。

 

 

 

口腔腫瘍を予防する方法

日頃から口まわりをチェックする

口腔腫瘍のはっきりとした原因、とくにガンにおいてはまだまだ未知な部分が多いのが現状です。口腔腫瘍は、口腔内の不衛生、虫歯や入れ歯、噛み傷をくり返すといったことが原因ともいわれますが、科学的に立証されているわけではありません。予防法は早期発見につきます。そのためにも、日頃からワンちゃんの口のなか、口のまわりをチェックする習慣を心がけましょう。

 

定期健診のすすめ

くり返しになりますが、口腔腫瘍の予防策として推奨されるのは早期発見です。かかりつけの獣医さんがいるならば、定期的に健康診断などを受けておきましょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

早期の発見と治療に勝る対策はない!

原因がはっきりしない、また病気の進行が早く進むものもある口腔腫瘍。予防は、とにかく早期発見と早期治療の心がけにつきます。進行すれば、全身への影響からワンちゃんが苦しむことになります。日頃から口腔ケアなどに取り組み、口の中をみてあげる習慣をつけ、そして定期的な受診を心がけるようにしましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*Hisashi TOKITA and Shin-ichiro KONISHI: Studies on Canine Oral Papillomatosis II. Oncogenicity of Canine Oral Papilloma Virus Various Tissues of Dog with Special Reference to Eye Tumor. Japanese Society of Veterinary Science. 37. p109~120. 1975

*佐藤敏彦:外科および化学療法を実施した犬の口腔扁平上皮癌の2例. 岩獣会報 (Iwate Vet).Vol. 33. No 2. p53-56 . 2007

*鷲巣月美(編):ペットのがん百科―診断・治療からターミナルケアまで. 三省堂 . 2011

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