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犬の病気 てんかん

●てんかん●

てんかんとは?

てんかんとは脳神経に異常な興奮がおこる病気のこと!

私たち人間もワンちゃんなどの動物も、神経がおくる信号によって、からだやこころにうごきや変化がおこります。脳は神経がたくさんあつまった、まさにからだの司令塔といった場所にあたります。脳内には数十億ともいわれる神経細胞があり、情報を受けたり伝えたりする役割をはたしているのです。その情報を伝える手段は電気なのです。しかし、脳の神経は数も膨大です。ときに異常な電気信号を送ってしまったり、ショートしてしまうこともあります。これが「てんかん」という病気の病態といえるわけです。電気がショートすれば、家の電化製品が使えなくなるとの同じで、動物のからだは、意識がなくなったり、けいれんしたりと異常な症状があらわれてしまいます。

 

直接の死因につながる可能性は高くない

てんかんをもっているワンちゃんのオーナー様であれば、ご存知の方もいるかもしれません。てんかんには、てんかん発作とよばれる症状がみられます。ときに症状は、けいれんしたり、からだのちからが抜けたり、吐いたりなど症状が大きいために、びっくりすることがあるでしょう。しかし、てんかんそのものが直接の死因になることは、それほど多いものではないと考えられています。むしろ、てんかんの症状である発作によって、吐いたものをつまらせて窒息したり、よろけてぶつかったり、ドアに挟まれたりして命を落とすことの方が多いのです。なので、てんかん=致命的な病気ということではないのです。

 

てんかんがおこりやすい犬種がある

てんかんは、ワンちゃんの場合ですと100頭に1頭の割合でみられると考えられています。てんかんは、交通事故の後遺症や脳の炎症、脳のガンなどの病気によっておこるものもあります。しかし、原因がわからない「てんかん」もあります。原因が分からないてんかんは、「特発性てんかん」ともいわれますが、遺伝的な要因が関係していると考えられています。そこで気になるのが犬種です。実は、犬種によって「てんかん」がおこりやすいタイプがあるというのが知られています。代表的な犬種を具体的にみておきましょう。

 

  • アイリッシュウルフハウンド・・・約18%
  • ベルジアンタービュレン・・・約17%
  • ボーダーテリア・・・約13%
  • プチバセグリフォンヴァンデアン・・・役9%
  • フィニッシュスピッツ・・・約5%
  • スピノーネイタリアーノ・・・約5%
  • ラブラドールレトリバー・・・約3%

 

といわれています。このような犬種のオーナー様で心配な方はかかりつけの獣医さんに相談してみるとよいでしょう。

 

 

 

てんかんの症状

 

てんかんの症状は、「てんかん発作」とよばれます。心臓発作、喘息発作などで使われる言葉と同じです。この発作は大きく「全般発作(ぜんぱんほっさ)」と「部分発作(ぶぶんほっさ)」にわけられます。それぞれの特徴を簡単にご紹介しておきます。

 

脳全体が興奮状態になる全般発作

脳全体がひろく興奮して、全身性の発作がみられるのが特徴です。不安、落ちつきがない、よだれが流れでる、吐くといった症状、また足が急にピンとのびて倒れてしまうこともあります。さらに、手や口がガタガタと震えたり、意識がなくなる、失禁(尿をもらす)、便をもらす、口から泡を吹くといった症状が出ることもあります。多くは数十秒から数分程度のもので、すぐにもとに戻り何事もかなったかのように振る舞うこともしばしばです。重症になると高い頻度でこのような症状がみられるようになります。

 

脳の一部だけが興奮する部分発作

全般発作とちがって、脳の一部が異常に興奮している状態です。前足だけがけいれんしたり、よびかけても反応がなかったり、食べものを食べていないのに口がモグモグうごいていたりします。また顔がピクピク痙攣したり、よだれが大量にみられることもあります。

 

 

 

てんかんの検査

 

経過の観察

てんかん発作の症状はワンちゃんによってもまちまちです。「数年に1度だけ」「月に数回程度」、「日に何度もおこる」、あるいは「1回だけおこったけれど、その後は全くない」というものもあります。まずは経過をみて、3ヶ月の間に2回以上の発作がおこるようであれば、治療が必要になると判断されることが多いです。

 

脳波の検査

診断が難しい場合には、脳波の検査をすることもあります。脳波をみると、特徴的ともいえる異常な脳波をみることがあります。

 

そのほかの検査

ほかの病気を合併していないかということをみて、てんかんだと確定診断するために、血液検査、尿検査、脳の画像検査などを合わせておこなう場合もあります。

 

 

 

てんかんの治療

 

薬は効くのか効かないのか?

現在の動物医療において、てんかんの治療に対しては、薬による治療が中心とされています。てんかんの治療薬については、効く効かないなど、多くの情報があるようです。しかし、実際のところ、「薬でてんかんを100%治す」とは断言できません。まずは、ワンちゃんが苦しい発作に悩む頻度を下げてあげることが目標になります。薬により発作の70〜80%を軽減できるという報告もありますが、まずは50%を目標にしながら根気よくワンちゃんと向き合っていきます。例えば、3ヶ月に2回起こっていた発作を、まずは1回にしてあげることです。もちろんうまく治療がいけば、発作がみられなくなることもあります。しかし、ここはワンちゃん・オーナー様・獣医のチームワークで根気よく治療していく必要があります。

 

 

 

てんかんの予防や対策

 

てんかんを確実に予防する方法は、残念ながらありません。まずは、てんかんを早期発見することで、できる限り早期に対応してあげることが大切です。たとえば、動物病院での定期健診を受けたり、毎日の健康管理をしっかり行う事で普段から気をつけることができます。ワンちゃんとのコミュニケーションを良好にし、ストレスがたまらないようにしてあげるのがよいでしょう。

 

 

 

発作がおこったときの対応方法は?

 

日常からよくみてあげること

発作がかるいものだとオーナー様が発作に気づかないこともあります。発作にはどういったものがあるのかを予め学んでおいて、日々観察してあげることが大切です。ワンちゃんによっては、ドアのチャイムやテレビ、音楽の大きな音などがきっかけで発作をおこすこともあるので、そういったワンちゃんの特徴も把握しておきましょう。

 

発作がおきても慌てずに

てんかんの発作がおこり、そのまま命を落とすことは多くありません。けんれんなどの発作がおきたら、そばで少し見守ってあげましょう。1〜3分程度で治ることが多いです。しかし、長くつづくようであれば動物病院に連れて行ってください。また、舌を噛むからといって口にタオルなどを詰め込む方がいますが、これは窒息の原因になり危険ですので、控えてください。

 

病院では発作前後の状況をきちんと伝える

病院にいったら、どんな症状があらわれたか、発作の前後で特徴的な反応がみられたか、変わった食べものを与えていないかなど詳しく伝えられるようにしておきましょう。

 

 

 

院長からのアドバイス

 

てんかんは、発作の程度もさまざまです。はじめてだとびっくりすることもあると思います。ただ、慌てずに対応すること、また定期的にかかりつけの獣医さんにみてもらっておくと安心です。治療に関しては焦らず、根気よくがんばっていきましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*田中正志、竹内崇、森田剛仁、黒沢享:ビーグル犬のてんかん素因について. 日本トキシコロジー学会

*長谷川哲也:犬のてんかん症の回顧的研究とGC-MSを用いた脳脊髄液中代謝物プロファイリングによる診断バイオマーカーの検索. 大阪府立大学

*粟屋豊他:てんかんの薬物療法(日本てんかん協会編). ぶどう社. 1990

*中里信和監修:「てんかん」のことがよくわかる本(健康ライブラリーイラスト)講談社. 2015

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