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犬の病気 前立腺腫瘍

●前立腺腫瘍●

前立腺腫瘍とは?

前立腺をご存知でしょうか

前立腺(ぜんりつせん)というのは、オスの膀胱の下にある生殖器の一部です。前立腺からは、前立腺液という体液が分泌されます。これが精子とまざることで精液をつくるはたらきをしています。また前立腺は、射精や尿の排泄を補助する役割をもっています。

 

前立腺腫瘍とは生殖器の「ガン」のこと!

前立腺腫瘍という病気は、オスのワンちゃんの生殖器にできる腫瘍(しゅよう)のことです。腫瘍とは、細胞が異常にふえてしまう状態のことで、いわゆる「腫れもの」のことです。腫瘍には「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」といわれる2つのタイプがあり、良性腫瘍はからだへの影響がないので、多くの場合は様子をみていても支障ありません。一方で、悪性腫瘍は通称「ガン」とよばれています。放置しておくと全身に病気がひろがり、命を落とす危険性が高くなります。そして前立腺腫瘍の多くは「悪性腫瘍」。つまり、がんです。前立線腫瘍は症状を見過ごしてしまうことも多いので、いざ治療をしようと思ったときには、ガンが全身に広がっていることもあります。からだ全身に広がってしまうと、治療するのがとても難しくなってしまいます。そのため、早期の発見が何より大切な病気になります。

 

 

 

前立腺腫瘍は初期症状が乏しい

前立腺腫瘍(前立腺がん)は、腫瘍が小さいうちは症状がみえにくく、「あれ、様子がへんだな?」と思ったときには、すでに手の施しようがないことも少なくありません。そのため、明らかな症状がみられるときは、病状がある程度進んでいる可能性が高くなります。それでは、前立腺腫瘍でみられる症状をみていきましょう。

 

排尿や排便が障害されてしまう

前立腺に腫瘍ができると排尿の障害がみられるようになります。また、尿が出にくいばかりではなく、便秘になったり、排便がスムーズにできないといった症状がみられることもあります。

 

尿に血液がまざってしまう

前立線が障害されると、尿に血が混ざって赤色〜ややピンク色になることがあります。前立腺腫瘍で比較的よくみられる症状のひとつです。ただこれだけでは前立腺腫瘍と診断できるわけではないので、自己判断せずに、きちんと動物病院で検査することが大切です。

 

進行すると全身症状があらわれる

前立腺腫瘍が進行すると、ガンが全身に広がり、さまざまな症状がみられるようになります。例えば

 

  • 食べたものを吐いてしまう
  • 下痢をする
  • 多飲・多尿(飲む量・尿の量が多くなる)
  • 熱がでる
  • 元気がない
  • 歩くのを嫌がる

 

などの症状がみらます。これまで散歩が大好きで、元気がよかったのに、散歩するのをこばむようになります。ガンがお腹や腰などに広がることで、痛みがでて、それが歩くことを嫌がるようになる原因だと考えられます。

 

 

 

前立腺腫瘍の検査

エックス線検査

通称「レントゲン」といわれるものです。放射線のひとつであるエックス線は、からだを通過しやすい性質があります。この性質を利用して撮影するのがエックス線検査です。

空気がたくさんある部分は、エックス線がとおりやすく黒い画像として撮影できます。逆に、脂肪、水、肉、骨などは、エックス線がとおりにくいので白く写ります。このような画像検査は、一般的な検査のひとつで、ほかにも病院によっては、CT検査やMRI検査などをおこなうところもあります。

 

尿検査・血液検査

尿や血液を採取しておこなう検査になります。ガンになると血液や尿に異常な成分がみられるたり、健康なときに比べると血液や尿の成分が上下することがあります。これをみることで、病気の発見の手がかりとすることができます。

 

超音波検査

超音波という音波をあてて、からだの臓器をみる検査です。エックス線などの画像では、からだの状態が写真としてみることができます。それに対して超音波検査は、臓器が動いている状態をリアルタイムでみることができます。

 

 

 

前立腺腫瘍の治療はかなり難しい

 

進行すると治療ができない

前立腺腫瘍は、病状が進行してしまうと現在の動物医療では治療が難しいといわれています。人間のがんと同じように、抗がん剤をつかった「化学療法」、「放射線療法」、そして手術などで腫瘍を取りのぞくことなどが治療としてあげられます。しかし、いずれも完治することが約束されるものではなく、まだまだ治療法は研究途上の段階だといえます。

 

 

 

前立腺腫瘍を予防する方法は定期的な受診

定期健診が予防につながる

前立腺腫瘍は、その原因がはっきりと分かっていません。いくつかの研究報告では、加齢や紫外線、化学的な発がん性物質、ホルモンのバランスが崩れてしまうといったこともいわれています。しかし、いずれも直接的な原因を示すものではないと考えられています。原因が分からないことには、「予防法はこれ!」と断言できないのです。生殖器をとってしまう「去勢手術(きょせいしゅじゅつ)」が予防法という意見もあるようですが、完璧なものとはされていません。そのため、定期的な受診を行いできるだけ早期に発見することが最良の予防法だといえます。

 

 

 

院長からのアドバイス

 

前立腺腫瘍は、初期症状が乏しく、病院に連れて来たときは、すでに病気が進行しているケースが少なくありません。治療が難しい病気のひとつであるので、普段からこまめに定期健診をおこなうことで、早期発見と早期の治療をこころがけましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*病理検査をより良く利用するために:難波裕之. 日本獣医がん学会雑誌. 第一回 材料採取から検体送付まで:臨床現場での注意点(URLhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/jvcs/1/1/1_1_GIJU1/_pdf)

*Michio Fujita, Hidekatsu Shimakura, Daisuke Hasegawa, Akiko Taniguchi, Eiichi Kawakami, and Hiromitsu Orima: The effect of palliative radiation therapy on three dogs with prostatic carcinoma. J Jpn Vet Cancer Soc, 1(1):14-19, 2010(URL https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvcs/1/1/1_1_20/_pdf)

*Takayuki Furukawa, Sachi Hayashi, Shinpei Fukuda, Akio Hosokawa Takuya Maruo Hisahiro Sugiura, Takuo Shida: A case of palliative urethral stenting for canine prostatic carcinoma. J Jpn Vet Cancer Soc, 1(1):14-19, 2010

(URL https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvcs/1/1/1_1_14/_pdf)

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