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猫の病気 気管支炎

●気管支炎●

気管支炎とは?

気管支炎とは空気のとおり道(気道)が炎症すること!

気管支炎(きかんしえん)というのは、気管という場所に炎症がおこってしまった状態をいいます。気管は呼吸をするときに空気のとおり道となる場所です。そのため、気管に炎症がおこれば、「息苦しさ」、「呼吸困難」といわれる状態になります。人間でもみられることがある状態ですが、ネコちゃんにも気管支炎がみられるケースがあります。今回は、このネコちゃんの気管支炎がどんな病気で、どんな治療がおこなわれるのかがテーマですが、まずは基本的なからだの解剖(つくり)や生理(はたらき)から、気管支炎の原因についてみておきたいと思います。

気管・気管支は気道となる大切な場所
当たり前のことですが、動物は呼吸をしなければ生きていくことができません。そして、この呼吸のとおり道となるのが、気道です。気道は、鼻・のどなどの「上気道」と、気管・気管支・肺などの「下気道」にわけられています。太いパイプである気管は、大きく左右に枝分かれします。この枝分かれした気管のことを「気管支」といいます。

気管支はさらにどんどん枝分かれして最終的にはひとつの「肺胞(はいほう)」につながります。肺胞は、小さな袋のようになっていて、ここで酸素と二酸化炭素などがやりとりされているのです。肺はこの肺胞が果物のぶどうの房のようになっています。もとをたどれば、肺も気管支もひとつの道でつながっているのです。気管支にトラブルがおこれば、当然空気のやりとりがスムーズにいかなくなるので、息苦しさや呼吸困難などがおこるというわけです。

気管支炎の原因
気管支炎という病気は意外に複雑で、ひとつのことが原因でおこることも考えられますが、いくつかの要因が重なっておこる場合もあります。また実際は、原因が特定できない場合も多いのです。ネコちゃんの気管支炎の原因として主なものには、以下のようなものがあります。

細菌やウイルスへの感染

細菌やウイルスに感染すると、からだの防衛反応がおこり気管や気管支に炎症がおこることがあります。

寄生虫症

寄生虫症というのは、ダニなどの寄生虫がネコちゃんのからだに侵入してしまうことでおこる病気です。からだにとっては、異物となりますし、また寄生虫自体もネコちゃんの体内で活動するため、炎症反応がおこり気管支炎をおこすことがあります。

異物・薬物などの吸引や誤飲

からだにとって異物となるもの、例えば薬品、化学物質、そのほかの毒物などを誤って飲んでしまったり、吸ってしまったときにも気管支炎をおこすことがあります。薬品、化学物質などは煙やガスなどにも含まれていて、最近では排気ガスや喫煙なども指摘されるようになっています。

 

 

 

 

気管支炎の症状

 

気管支炎は、突然おこり一時的なもので終わってしまうこともあれば、気管支炎の状態が1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と長引く場合もあります。短期的なものは、症状が比較的つよくみられることがあり、その場合は「喘息発作(ぜんそくほっさ)」とよんだりします。それに対して、長引くようなタイプの気管支炎は「慢性気管支炎」といわれます。そのため、咳の状態は気管支炎の程度によっても違いがあります。たまに軽い咳をするくらいのケースもあれば、発作的に激しく咳をすることもあります。激しい症状の場合は、咳にともなって吐いてしまうこともあります。

 

呼吸困難

呼吸困難というのは、いってみれば呼吸が苦しいということです。これはかなり深刻になることもあり、最初は少し呼吸が苦しそうだったり、口をあけてハーハーと呼吸する仕草がみられますが、進行すると呼吸困難により意識を失うことさえあります。


元気がない

呼吸ができない、酸素不足といった状況になれば、当然元気もなくなります。散歩や運動を嫌がるようになり、ぐったりとしてしまいます。

 




気管支炎の検査

聴診

獣医が直接聴診器を当てて、ネコちゃんの呼吸の状態や異常な音がしないかなどを聞きます。気管支炎だけでなく、呼吸に関わる症状があるときには、この聴診がまずは大切な検査となります。

レントゲン

画像検査の代表ともいえるレントゲン。気管支炎の場合、このレントゲン画像をみると気管支、肺、あるいは横隔膜に何かしらの異変をあらわすことがあります。気管支炎の検査としては多くの動物病院がおこなっている検査です。

気管洗浄

気管洗浄というのは、気管支に生理食塩水などを入れて、それを吸引し、気管支内の病原菌などの異物を確認する作業です。より精度の高い診断をすることで、治療に役立つ情報を得ることができます。

 

 

 

 

気管支炎の治療

 

症状に対する治療

ネコちゃんの気管支炎では、まず症状をおさえる治療がおこなわれます。酸素が不足して入れば酸素吸入、咳がとまらないようであれば咳止めの薬、あるいは気管支を広げるような薬を処方することもあります。病気の根本的な治療というより、症状を楽にしてあげることが目的です。

 

原因に対する薬物治療

細菌やウイルスなどの病原体が原因だとわかれば、それに対する専用の薬を使うこともあります。気管支炎をおこしている原因がはっきりしているようであれば、その基礎となる病気の治療が優先されます。

 

 

 


気管支炎を予防する方法

環境の改善

気管支炎の予防策として、ネコちゃんの生活環境を改善させることが大切です。薬剤などを誤って飲んでしまったりしないように気をつけること、そして揮発性のある薬品を使うときには換気に気をつけることなど心配りをしてください。また、気管に対して圧迫刺激が咳を誘発してしまうこともあるので、できるならば首輪はしないか締め付け過ぎないように気をつけます。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

気管支炎は、なってしまうとネコちゃんはとても苦しい思いをします。症状があれば、早めに動物病院にいくようにしてください。気管支炎の予防のためには、すでに前述したもの以外にも、呼吸器感染症などの原因となるウイルスへ感染を防ぐため、定期的にワクチンの接種をおこなうことを推奨する病院もあります。かかりつけの獣医に相談してみるのもいいでしょう。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他:イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1998

*日本呼吸器学会(http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=3 2017年2月閲覧)

*環境省・人と動物の共通感染症に関するガイドライン平成19年(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/infection/guideline.pdf 2017年2月閲覧)

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