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猫の病気 白血病ウイルス感染症

●白血病ウイルス感染症●

白血病ウイルス感染症とは?

白血病ウイルス感染症とは危険性の高い感染症のこと!

ネコちゃんにとって、こわい感染症のひとつとして、白血病ウイルス感染症というものがあります。白血病ウイルスというウイルスに感染してしまう病気です。英語でFeline Leukemia Virus Infectionという名前があることから、日本でも「FeLV」と略されたりします。病名に白血病という名称があるように、感染すると白血病になることがあります。ですが、実際は白血病にかかるというより、免疫力を低下して、さまざまな臓器に障害をおこすために、かなり危険性の高い病気だといえます。感染すれば、腎臓疾患、血液疾患、口内炎、腫瘍、流産などいろいろな病気の原因になってしまいます。この感染症にかかると、命を落としてしまうネコちゃんが少なくありません。一般に、感染をおこした場合の平均余命は4〜5年ともいわれています。そんなこわい感染症ですが、適切な対応をおこなえば、回復するネコちゃんもいるのです。今回は、この白血病ウイルスという病気についてご紹介します。

感染とネコちゃんの年齢の深い関係
この白血病ウイルス感染症は、ウイルス感染したときのネコちゃんの年齢と関係が深いといわれています。まず、生後間もない時期に白血病ウイルスに感染すると、多くの場合は命を落とすというのが通説です。しかし、離乳期を過ぎたネコちゃんの場合であれば、感染しても命を落とすとは限らず、致命的になるケースは50%程度だといわれます。また、1歳を過ぎたネコちゃんであれば、約90%が回復すると報告されています。白血病ウイルスの脅威は、感染したときのネコちゃんの年齢に応じて変わってくるのです。

感染経路
白血病ウイルスの感染経路には、いくつかあります。また、突然発症してしまうネコちゃんもいて、経路を特定できない場合も少なくありません。ひとつは、妊娠しているときに、お腹のなかで感染をおこす場合、また母乳などをとおして感染する場合があります。もうひとつは、経口感染です。これは口を介しの感染という意味で、感染したネコちゃんと同じ食器を利用したりすることでおこる感染です。そして、もっとも感染する確率が高いといわれるのが、擦り傷や咬み傷からの感染です。出血などをともなう傷口は、とくに感染のリスクを高めるといわれます。このほかにも感染したネコちゃんの唾液、涙、母乳、尿や便などには、ウイルスが含まれています。

 

 

 

白血病ウイルス感染症の症状

 

注意したい潜伏期間

ウイルスに感染しても、すぐに症状があらわれるとは限りません。ネコちゃんの体内に侵入したウイルスは、しばらくの間、活発に活動せずにじっと潜んでいる時期があります。これを潜伏期間といいます。文字どおり、体内に潜伏しているという意味です。この期間がおよそ1〜2か月になるケースもあるといわれています。このため、いつ頃、何処で感染したのかの特定がむずかしいことも多いのです。

 

症状は咽喉周辺から全身へと広がっていく

白血病ウイルスの感染症状は、とても多彩です。ウイルスが口や鼻から侵入し、まずはのど周辺で増殖します。次に血液にのって全身へと広がり、消化器、骨、唾液や涙を分泌する臓器などへと少しずつ拡大していきます。症状も多様です。食欲の低下、体重の減少、貧血、下痢、発熱、脱水、鼻水、口内炎などの症状がみられます。また、免疫力も低下するため、病気や傷が治りにくく、ほかの感染症などのかかってしまうこともあります。

 

 

 

 

白血病ウイルス感染症の検査

検査キットを使って検査

白血病ウイルスの感染症について調べるときには、検査キットといって、必要な器具が一式そろった専用検査セットがあります。血液のデータが重要になりますが、感染して間もない時期だと、病気の反応がみられないことがあり、病気の発見を見落としてしまう可能性があります。そのため、感染してから3〜4週間は必要とされます。この理由から検査が複数回おこなわれることもあります。

 

 

 

 

白血病ウイルス感染症の治療法

 

症状に対する治療をおこない回復を促す

ウイルス自体を撃退するような特効薬というものは残念ながらありません。そのため、治療の中心は対症療法が中心となります。つまり、症状にあわせて治療するということです。脱水や栄養失調をおこす可能性があれば、点滴などを使って水分補給や栄養補給を、貧血がひどいようであれば、輸血などをおこなったりします。


薬をつかった治療もある
免疫のはたらきをよくして、より自然治癒を促す目的で、インターフェロンといわれるお薬などを使って、ネコちゃんの回復をサポートすることもあります。いずれにしても、大切なのは、病気を治すことに加えて、あらたな病気や感染症をおこさないように、しっかりと管理してあげるということです。

 

 

 

 

白血病ウイルス感染症を予防する方法

ワクチン接種

白血病ウイルスには、ワクチンも開発されています。ワクチンの目的は、病気の予防ですので、予防する目的としては有効な方法といえます。ですが、ワクチンは予防を完全に保証してくれるものではありません。ワクチンを摂取していても感染するリスクはあります。また、ワクチンの摂取には副作用が伴うこともあります。かかりつけの獣医とよく相談したうえで、摂取するかどうかを決めましょう。

 

ネコちゃんの生活面に気をつける

感染予防という観点からすれば、室内で飼う方が安全性は高いといえるでしょう。ですが、複数頭のネコちゃんを飼っている場合は、注意してください。次から次へと感染が拡大してしまうリスクがあります。もしも、感染していることがわかったら、部屋をわけるなど、生活圏をわける必要があります。また、食器や便器、ゲージなどは常に消毒を心がけましょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

普段から栄養面にも気をつけて、免疫力を高めましょう
白血病ウイルス感染症は、ネコちゃんにとってもこわい病気ですが、早期に発見して対応できれば、治療できる可能性は期待できるものです。ちょっと様子が変だと思ったら、迷わずに動物病院に相談しましょう。小さな症状であっても、そこに病気が隠れている危険性があります。また、普段から栄養を十分に取ること、そして衛生面に気をつけておくことも大切です。栄養状態がよく、免疫力が十分養われていれば、体内にウイルスが侵入しても、病気を発症せずにすむこともあります。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他:イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1998

*一般社団法人日本獣医フォーラムホームページ・猫白血病ウイルス感染症(http://www.jbvp.org/petlovers/cat_name_densen.html 2017年1月閲覧)

*猫感染症研究会ホームページ・猫白血病ウイルス感染症[藤野泰人:東京大学 大学院 農学生命科学研究科 獣医内科](http://www.jabfid.jp/disease/Pages/infection_felv.aspx 2017年1月閲覧)

*望月雅美他:ネコ白血病ウイルス感染症の診断, 鹿兒島大學農學部學術報告 35, p153~157, 1985

*下田哲也他:猫白血病ウイルス感染症の病態に関する研究, 動物臨床医学 9(4), p187〜192, 2001

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