東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護

落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院
落合動物病院 東京都調布市 京王線調布駅 動物病院 急患随時受付 ペットホテル 往診 在宅介護
落合動物病院
落合動物病院

診療時間 9:00 ~ 12:00・16:00 ~ 19:00

休診日 日曜・祭日 アクセス 駐車場
各種ペット保険取扱 各種クレジットカード取扱

落合動物病院
急患は随時受付けております まずはお電話を
落合動物病院 狂犬病予防接種・定期健診について

猫の病気 副鼻腔炎

●副鼻腔炎●

副鼻腔炎とは?

副鼻腔炎とは鼻の奥に炎症がおこる病気のこと!

鼻の奥には副鼻腔(ふくびくう)という空洞があります。この空洞に炎症がおこる病気のことを副鼻腔炎(ふくびくうえん)といいます。副鼻腔は私たち人間にもあります。ネコちゃんの場合は、副鼻腔が鼻の穴の上と鼻の穴の奥にあります。副鼻腔は鼻の穴と部分的につながっているので、副鼻腔も鼻の穴も両方ともに炎症がおこることも少なくありません。副鼻腔の炎症がつよくなったりすると、細菌や細菌を排除するための細胞などが集まって膿(うみ)をつくることがあります。この状態がいわゆる蓄膿症(ちくのうしょう)というものです。蓄膿症は私たち人間にも馴染みのある病気なので知っている方もいるでしょう。

 

副鼻腔炎の原因は感染によるものが多い

副鼻腔炎は、副鼻腔という場所が炎症をおこしてしまう病気です。ではいったいどうして炎症がおこってくるのでしょうか。炎症をおこす原因の多くは細菌やウイルスによるものが多いです。まだワクチン接種などのしていない若いネコちゃんの場合には、ネコヘルペスウイルス1型とよばれるウイルス、あるいはネコカリシウイルスとよばれるウイルスによるものが目立ちます。またクラミジアといわれる細菌によっておこることもあります。このように感染によっておこるケースが目立っています。

 

感染以外の原因はさまざま

もちろん感染以外の原因によって副鼻腔炎がおこることもあります。たとえば生まれつき鼻の穴の形などにトラブルがあるネコちゃん、アレルギーをもっているネコちゃん、ほかの感染症に感染しているネコちゃんなどは鼻の炎症(いわゆる鼻炎)をおこしやすいといわれます。鼻炎が副鼻腔に影響して副鼻腔炎をおこしてしまうケースもあります。また以外に思われるかもしれませんが、歯周病も副鼻腔炎をおこす原因になるといわれています。ネコちゃんやワンちゃんの歯周病は一般に考えられている以上に多いのが事実です。ある動物保険会社の調査によると、保険請求された病気のおよそ20%は歯周病によるものだったという報告もあります。細菌ではネコちゃんやワンちゃんのお口のケアへの関心が高まっています。この背景には、歯周病は口のなかだけの問題にかぎらないからではないでしょうか。

 

 

 

副鼻腔炎の症状

くしゃみ、鼻みず、鼻づまり

副鼻腔炎の症状のうち、もっとも特徴的な症状といわれるのが、「くしゃみ」「鼻みず」「鼻づまり」です。鼻みずはサラサラとしたタイプのものもあれば、ネバネバ感があるものもあります。また鼻づまりは、呼吸にも大きく影響します。鼻からの呼吸ができないので、口をあけて呼吸するようになります。また呼吸もあらく疲れているようにみえることもあります。さらに症状がつよくなると、鼻筋あたりが腫れて熱をもってきます。こうなると痛みがあるので、触られることをいやがるようになります。

 

鼻血がでることもある

動物病院を訪れるオーナー様のなかでも、鼻血がみられることをきっかけに来院する方も少なくありません。副鼻腔や鼻の穴の炎症がつよかったり、くしゃみが続くために、鼻の粘膜が傷ついて出血することもあります。鼻みずに血液がまざってピンク色〜赤みがかった鼻血をだすことも少なくありません。

 

食欲がない、元気がない

鼻づまりなどで臭いがかげなくなると、ネコちゃんの多くは食欲をなくしてしまいます。食欲がなく、食べる機会や量も少なくなるので、元気がなくなってしまうこともあります。

 

放置は危険、はやめの受診を

副鼻腔炎は、単なる鼻炎などとはちょっとちがいます。放置していると副鼻腔にたまった膿が、まわりの骨をつきやぶることもあるとわれています。想像をこえる痛みがでます。また副鼻腔の奥のほうにまで進行すると脳の神経などにも影響をあたえ、けいれんするなどの神経症状がでることもあるので、放置は決してしないようにしましょう。

 

 

 

副鼻腔炎の検査

 

血液検査

副鼻腔炎の一般的な検査は、血液検査と画像検査です。この2つの検査をすることで、ほぼ診断ができます。血液の検査の値をみることで炎症症状をおこしているかどうかがわかります。

 

画像検査

画像検査はエックス線画像検査(いわゆるレントゲン撮影)です。副鼻腔や鼻の穴に炎症症状、膿がたまっていないかなどをみることができます。

 

 

 

副鼻腔炎の治療

 

抗生物質を使った薬による治療

一般によく使われる薬は抗生物質といわれる薬の処方です。抗生物質には細菌の感染を治す効果と体力がよわくなっているネコちゃんが新たに細菌感染しないように予防的な意味でも効果が期待できる薬です。しかしウイルスに関しては撃退する効果がないので、そのためには、からだの免疫を高める薬を処方することもあります。必要があれば入院によって集中的に治療するケースもあります。およそ1週間〜10日くらいで効果が得られますが、副鼻腔炎は慢性化(習慣的に発症)するようになる可能性も心配されるので、数ヶ月間はかかりつけの獣医さんの指導をまもって治療を継続することが大切です。そのほか薬を霧状にして吸引させる機器(ネブライザー)をつかった治療もあります。

 

手術などの外科的治療

外科的な治療としては、副鼻腔にチューブを入れて、膿などがたまっている場所をきれいに洗ってあげる洗浄治療があります。メスを使ったいわゆる手術は、技術的にもネコちゃん解剖学的な特徴からも難しいと考えられるのが現場です。どうしても特別な治療が必要なときは、提携している大学病院などの専門的で大きな病院を紹介するという歩法をとる場合もあります。

 

気になる治療費や完治は可能か

副鼻腔炎といっても原因などによって治療費は一定ではありません。原因に感染やほかの病気がかくれている場合は、その病気の治療もあわせて行うことになります。ただ外科的な治療や長期間にわたる薬による治療も考慮すると、数十万円になってしまうケースも少なくありません。

また「副鼻腔炎は完治するのか」という問い合わせをいただくこともありますが、病気の進行具合によると考えるのが一般的です。病状が進行している場合には継続的な治療を定期的に行う必要があります。しかし早期に発見できれば治ることは可能です。そのためには、定期健診や予防策をしっかり行うのが得策といえます。

 

 

 

副鼻腔炎を予防する方法

 

ワクチン接種を行うこと

副鼻腔炎は予防に徹することが一番です。そのためには、まずワクチン摂取をきちんと行いましょう。ワクチンは種類によって、接種する回数・期間がちがってきます。ワクチン接種のスケジュールを担当の獣医さんと相談して決めるようにしましょう。

 

鼻炎らしき症状があれば早めの受診を

鼻の炎症、いわゆる鼻炎症状の放置から副鼻腔炎に進行するケースが多いです。くしやみ、鼻みずといったちょっとした鼻炎の症状がみられたら、早い段階で治療に入りましょう。治療にかかる時間が早ければ早いほど副鼻腔炎の進行をおさえることも可能です。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

副鼻腔炎は、病気が定着してしまうと完治させるのがとても難しい病気です。そのためには、「予防に徹する」ことを念頭に置きましょう。そのためには、早期の発見と治療も大切ですが、ワクチンの接種は積極的に行うことをおすすめします。

 

 

 

 

※参考文献

*今西孝一他(著):イラストでみる猫学 (KS農学専門書). 講談社. 2003

*スタンリ・H.ドーン:ベテリナリー・アナトミー―犬と猫の解剖カラーアトラス. インターズー. 2010

*うちの猫のキモチがわかる本編集部(編):うちの猫の健康をまもる本  イザというとき役立つ! 病気、ケガの予防と早期ケア(Gakken Mook). 学研パブリッシング, 2013

急患は随時受け付けております 落合動物病院
落合動物病院付属ペットホテル 詳しくはこちらをクリック 落合動物病院在宅サービス 詳しくはこちらをクリック 動物ナビ
落合動物病院ブログ

落合動物病院 〒182-0021東京都調布市調布ヶ丘 2-3-13 ●042-487-0031 ●診療時間9:00 ~ 12:00 ・16:00 ~ 19:00 ●休診日 日曜・祭日 ●アクセス 駐車場

Copyright (c) Ochiai animal hospital All Rights Reserved.