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猫の病気 尿路結石症

●尿路結石症●

尿路結石症とは?

尿路結石とはおしっこのとおり道に石ができること!

尿路結石(にょうろけっせき)とは、おしっこのとおり道である尿道(にょうどう)に石ができてしまう病気のことをいいます。別名、尿道結石とよばれることもあります。おしっこの原料は腎臓でつくられます。そしていったん膀胱(ぼうこう)という場所に貯められ、膀胱から尿道をとおって外に排泄されるという仕組みになっています。尿道はいわば水をそとに流すパイプのような役割をもっているのです。しかし何らかの原因で結石(けっせき)という石のようなものができ、それが尿道に詰まることがあります。こうなると、ネコちゃんはおしっこがうまく出せなくなってしまうのです。

 

結石には大きく2種類ある

尿路結石といっても成分によっていくつもの種類があります。そのなかでもネコちゃんやワンちゃんによくみられるものが「ストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)結石」とよばれるものと、「シュウ酸カルシウム結石」とよばれるものの2種類があります。

 

ストルバイト結石

マグネシウムという成分に由来するもので、尿のpH(ペーハー)がアルカリ性にかたよってしまうとできやすくなります。一般に1歳〜6歳前後の成長期のネコちゃんみられることが多いといわれます。

 

シュウ酸カルシウム結石

カルシウムという成分に由来するもので、尿のpH(ペーハー)が酸性にかたよってしまうとできやすくなります。一般に7歳以降の高齢のネコちゃん、11歳以降の老齢のネコちゃんみられることが多いといわれます。

 

尿路結石をおこす原因はさまざま

どうして尿路結石ができるのでしょうか。その原因さまざまです。ここでは、代表的なものをいくつかご紹介したいと思います。

 

水分の不足

多くのネコちゃんは水分を摂取する量が少ない傾向にあります。もともと砂漠などの暑い地域にいたといわれます。そのためか水分の摂取量が少なく、尿も濃くてにおいがつよいものです。この濃い尿を出すことで感染にかかりにくくしているともいわれています。しかし、一方でこの状態は尿路結石ができやすいともいえます。

 

からだのなかのミネラル分が多くなる

栄養分のかたよりなどによって、からだの酸とアルカリのバランスがくずれて、どちらか一方にかたより過ぎると尿路結石ができやすくなってしまいます。

 

生まれつき尿道が狭い

尿路結石ができてもごく小さいものであれば、そのまま外に排泄されてしまいます。ただ生まれつき尿道が狭いネコちゃんもいます。こういったネコちゃんは尿路結石ができると、尿道がどうしても詰まりやすくなります。

 

 

 

尿路結石の症状

 

おしっこの量が少ない

尿路結石によって尿道が詰まってしまうと、おしっこの量が減ってしまいます。これは排泄する量が少ないということです。一回に出せる量がかなり少なくなることもあります。

 

おしっこがスムーズにできない

おしっこする姿勢になっているのに、おしっこが出ないといった状態になります。またトイレ以外の場所でポタポタとおしっこが出てしまうこともあります。おしっこをするとき、鳴き声をあげるネコちゃんもいます。

 

元気がない

おしっこは、からだに不要な老廃物を排泄する役割があります。おしっこがでないということは、毒素がからだのなかにたまることを意味します。そのため、食欲がなくなったり、元気がなかったり、ぐったりしてしまうこともあります。これは尿毒症といわれる症状から来ていると考えられます。

 

血尿が出る

おしっこがピンク色〜赤みがかった血尿がみられることもあります。ただ血尿は、膀胱炎(ぼうこうえん)や中毒などによってもみられるので、まずは早急にお近くの獣医さんにみてもらう必要があります。

 

 

 

尿路結石の検査

 

尿検査

尿路結石は尿検査によって判断できることが多いです。結石の種類も判定できます。当然のことながら、おしっこの採取が必要です。おしっこは動物病院で採取することもありますが、自宅で採取してもってきてもらうこともあります。そのとき、きれいな容器などで採取することがポイントです。食べもののカップなどで採取するとほかの菌などがまざって判断できないことがあります。

 

画像検査

結石の場合は、画像検査を行うこともあります。尿検査で判断できないとき、あるいはほかの病気が心配されるときなどに行います。

 

血液検査

血液検査も尿路結石ではない病気やほかの病気が合併していると疑われるときに行います。

 

 

 

尿路結石の治療

手術による治療

手術にはいくつかのやり方があります。尿道のとおりを改善することが難しければ、その部分を切って新しく膀胱へつなぐ手術もあります。ただせっかく手術をしたネコちゃんでも再発してしまうことがあります。そのため、尿管ステントというチューブを腎臓〜尿管〜膀胱といった部分に挿入して設置する手術などもあります。

 

尿道を洗う治療

カテーテルといわれる細いチューブを尿道のなかに入れて、尿道を洗浄するという治療法を選択することもあります。1回の治療でおわることもありますが、膀胱などにも結石が残っていることもあるので、何回か行わなければならないケースもあります。

 

薬ではなく食事による治療

尿路結石では薬などによって治療すると思うオーナーさまもおられますが、薬より食事によって治療することもあります。かかりつけ、あるいは担当した獣医さんによって、適切なフードを選択してもらいます。おしっこが、極端に酸性もしくはアルカリ性にかたよらないようにするのが目的です。

 

 

 

尿路結石を予防する方法

餌やおやつなどのフードに工夫して水分摂取を

もともとネコちゃんは水分の摂取量が少ないとお話ししました。だからといって水分不足を放っておくのはよくありません。たとえばドライタイプのフードでなく、ウェットタイプのフードなど、フードからの水分摂取を促すのもひとつの方法です。普段の餌やおやつにちょっと工夫してみるのもおすすめです。

 

日頃の食事に注意しましょう

過度に肥満がすすむと運動量も減ってしまい、それに合わせて水分の摂取量が少なくなります。また消化のわるいフードだと「うんち」の方に水分が取られてしまいます。普段の食事にも注意しましょう。

 

トイレを清潔にしておく

ネコちゃんがトイレをいやがらず、いつでも気持ちよくおしっこができるように、トイレは清潔にしてあげるのがよいでしょう。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

 

尿路結石は、ネコちゃんにおこりやすい病気のひとつです。水分摂取がどうしても少なくなりがちなネコちゃんには、ちょっと工夫して水分をとるようにお手伝いしてあげましょう。なかなかうまくいかないときは、お近くの獣医さんに相談してみるのもよいですね。

 

 

 

 

※参考文献

*小野憲一郎他:イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1998

*Akiko TAKAYANAGI, Mika MISHINA: Twenty-Seven Cases of Feline Ureterolithiasis, Journal of the Japan Veterinary Medical Association 65(3), p209~215, 2012

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