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猫の病気 腎不全

●猫エイズ●

猫エイズとは?

猫エイズとはウイルス感染症のこと!

「猫エイズ」。いかがでしょうか。「エイズ」という言葉を私たちが聞くと、イメージされるものは「不治の病い」、「致命的なこわい病気」、「人にうつる」などネガティブなイメージがつきまとうのではないでしょうか。実際にこの病名を聞くと、とてもびっくりされるオーナー様もおられます。もちろん病気ですので、かかってしまったネコちゃんにつらい症状がでる可能性は否定できません。しかし「猫エイズ=不治・致死的・人間にも感染する」というのは、やや偏った誤解だといえます。今回は、猫エイズという病気について正しく理解し、偏った誤解をとき、オーナー様とネコちゃんが前向きに治療に取り組んでいけるようにわかりやすく解説していきたいと思います。

 

免疫のはたらきが低下するのが特徴

猫エイズは、ネコ免疫不全ウイルスというウイルスに感染することが病気の引き金になります。感染することで、免疫のはたらきが低下し、実にさまざまな症状がみられるようになります。通常ネコちゃんにも、私たち人間にも免疫というはたらきがあります。病的となる細菌やウイルスからからだをまもってくれる機能です。バリア機能といってもよいでしょう。このはたらきがよわくなると、ネコちゃんはからだを守る方法を失いますので、外敵に対して無防備な状態になってしまうのです。古くから存在していたと考えられている病気ですが、きちんと病気としてその名が知られたのは比較的最近になってからです。最初にこの病気が報告されたのは1980年代ですので、まだ学問的には歴史が浅い病気になります。

 

猫エイズが人にうつることはない

猫エイズと診断されたオーナー様が心配されることのひとつは、「人への感染があるか」ということです。基本的に猫のエイズと人間のエイズは全くちがうウイルスが原因です。ですので、猫エイズがオーナー様やそのご家族にうつることはありません。もちろん人間のエイズがネコちゃんにうつることもありません。この点は、安心していただいてよいといえます。

 

 

猫エイズの症状は病気の時期によってちがう

 

急性期にみられるのは風邪に似た症状

急性期とは、ウイルスに感染して間もない時期に症状がみられる期間のことです。ウイルスに感染しておよそ1ヶ月ほどすると、風邪に似た症状や、下痢、リンパの腫れなどがみられ、このような症状が数ヶ月〜1年くらいつづくこともあります。ただここでの症状はすべてのネコちゃんにみられるものではありません。

 

症状がなくなる、無症状キャリア期

急性期にみられていたような症状が落ちついてくる時期です。ですが、からだのなかのウイルスがいなくなったのではありません。活動をやめて潜んでいるのです。そのため「症状が無い=無症状」、「病原菌をもっている=キャリア(持つ・運ぶという意味)」の時期ということから、無症状キャリア期とよばれています。外見上は治ったようにみえるものの、完治しているのではありません。ウイルスはこの間にもからだの免疫機能を少しずつ破壊しているのです。こうした無症状キャリア期は、通常数年単位でつづき、長いケースでは、10年以上つづくこともあります。

 

多くの症状があらわれるエイズ発症期

無症状キャリア期がおわって、本格的なエイズの症状があらわれる時期です。よくみられる症状は、歯ぐきの炎症や口内炎、口臭といった口に関わる症状です。また、吐いたり下痢をしたり、体重が落ちてくることもあります。免疫のはたらきがよわいので、すぐに風邪をひき、しかも治りが遅くなりがちです。健康ならかからないはずの小さな最近やダニなどにも感染し、皮ふの炎症などもみられることがあります。免疫のはたらきがさらに弱くなると、ほかの臓器にも病変があらわれて、ガンになることもあるのです。

 

 

 

猫エイズの検査

検査は簡単だが1回の検査ではわからないこともある

猫エイズかどうかを診断するためには、血液の状態を調べることでわかります。今は、検査キットといって、簡単に診断できる専用の機材がありますので、おおがかりな検査などは必要ありません。ただ、感染してからある程度期間が経っていないと検査結果が正しくでないこともあります。そのため、検査は1だけでなく、複数回受ける必要があることもあります。

 

 

 

猫エイズの治療はどんなもの?

 

症状をおさえるのが治療のポイント

猫エイズに有効だとされる治療方法はまだ確立していません。そのため、治療のポイントは、症状にあわせて治療をおこなっていくことになります。たとえば、口内炎の症状がでれば、それに対する治療、下痢などにはお薬を使用する、また必要にあわせて麺系のはたらきを助けるお薬を使うこともあります。注意したいのは、ほかのウイルスにさらに感染してしまう混合感染(こんごうかんせん)をおこさないことです。ウイルス感染が重なると治療が難しいばかりか、命に関わります。そのめにはオーナー様のご協力も大切な治療の一環となります。

 

 

 

猫エイズを予防する方法

 

ワクチン接種

これはやや不安定な予防方法となります。実は、以前はワクチン接種があったのですが、有効性に乏しいという報告があったり、副作用などの心配があり、現在は製造されていません。ただ動物病院によっては、在庫が残っているところもあるようで、そういったところでは、希望に応じて実施することもあるようです。

 

外出を控える

結局のところ、感染を防ごうとなると、屋外ではなく室内で過ごすことが手堅い予防策となります。これから先、特効薬などがでれば状況は変わるかもしれませんが、現在は感染経路を断つことが、最善の予防策だと考えられています。

 

 

 

 

院長からのアドバイス

猫エイズは、感染すると治すことが難しいですが、症状がでないまま長生きするネコちゃんもいます。また、症状をうまくコントロールすることで、症状をおさえながら良好なライフスタイルをおくれるネコちゃんもいます。諦めずに、心配なときはお近くの獣医さんに相談してみましょう。

 

 

 

 

※参考文献

*Sei MATSUMURA, Takuo ISHIDA, Tsukimu WASHIZU and Isamu Tomoda: Histopathoiogy and Viral Antigen Distribution in Lymph Nodes of Cats NaturallIy Infected with Feline Immunodeficiency Virus. Japanese Society of Veterinary Science

*独立行政法人 科学技術振興機構(URL: http://www.jst.go.jp/pr/info/info31/ 2016/5閲覧)

*小野憲一郎他:イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書). 講談社. 1998

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